四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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今、日本人の精神修養にとって合気道は重要である。佐瀬美和子先生に弟子入りの意味はあった。

2011年07月12日 01時07分32秒 | スポーツ
日本人の精神は、切れやすくなっている。
暴力的格闘技が人気であり、どこでも暴力で解決する気配がみなぎっている。

あらゆる分野でその傾向が強まっている。
心を穏やかにする茶道などはいまの女性はやりたがらない。

企業でお茶汲みを馬鹿にして女性たちもその事に同意している。

だれも岡倉天心の『茶の本』を読むこともなく、感銘を受けることもない。
いかさま茶道のお家の人たちは金儲けしか考えない。
つまり彼らのやり方は形だけの形骸化した、精神のない番茶主義である。
抹茶もやぶきたで十分なのであろう。

ところが相手と対峙したときというのは人間はごまかしようがない。
打撃の空手や拳法と違って合気道には殺の気を殺するという無気道がある。
まさしく電子の動きのように無軌道なのである。
今、こうあるからといって、次にこうあらねばならないというような動きがない。

そもそも老荘の精神の根本にあるものは、無の精神である。
mumu、おぬしやるな!

宮本武蔵の気配を察した宝蔵院流槍術の僧たちが思わず後ずさりしたように、気は相手を圧倒する。
合気道は名前のように、相手の気と合流する技である。

宝蔵院槍術

宝蔵院流槍術(ほうぞういんりゅうそうじゅつ)とは、奈良の興福寺の僧宝蔵院覚禅房胤栄(?~1607)が創始した十文字槍を使った槍術である。薙刀術も伝承していた。 初代宝蔵院覚禅房胤栄、2代目胤舜、3代目胤清、4代目胤風。
初代胤栄は、柳生とも親交があったと云われる。また、福島正則の家臣で勇猛な武将として知られる笹の才蔵こと可児才蔵が、初代胤栄に教えを請うた、とも云われる。
現在は宝蔵院流高田派の江戸に伝えられた系統のみが現存している。この系統も全伝は現存せず「槍合わせの形」のみが伝えられ、薙刀術の形などは失伝している。
宝蔵院流槍術の登場する作品

宮本武蔵の数多い小説や映画、漫画において、武蔵の決闘の相手に胤舜、高田吉次が出ていることが多い。小説では『魔界転生』、漫画では『バガボンド』『ゴクウ』がある。



興福寺には多様な道が開かれている。
槍術の武道大会も開かれているようだし、薪能の発祥も興福寺である。
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