聖☆おにいさん

Micです

さあ、今日はオモシロくて、ためになる？マンガ本のご紹介～！

「聖☆おにいさん」　中村光著　講談社

割と知ってる人はいるかもしれない…。かくいう私も、その存在はかねてより存じておりましたが、このたび生徒さんの○カコさんにおかりし、晴れて読破！したのでした☆ありがとう、○カコさん

あまりにおもしろかったので、ブログへ書くことに。ネタばれは許してください。


いいですか、このマンガの設定は、「ブッダとキリストがアパートで共同生活する、しかも立川で」なのです

もう、この設定だけで私は即、「読みたいっ！！」と思いました。
きっとこのような設定を受容してくれる国は、日本しかないのでは…

オーラソーマでは、過去世で日本はマゼンタに関連するという話がありますが、とうとう日本のキャパもディープマゼンタ領域まで来たか～と私はこのとき思ったね。

だいたい、ブッダのあの髪型と超福耳な耳たぶ、そしてキリストのロンゲに茨の王冠姿で生活してる様を誰もツッコまず、みんなフツーに接してるのがまずオカシーし。

彼らは常時、Tシャツにジーンズというイデタチ。
しかもそのシャツは、キリストにないしょでブッダが通販で買ったシルクスクリーンでシャツに一言印刷してるんです。私はその言葉がいちいち刺さって、毎回プッと噴出す始末「善いサマリア人」とか、彼らネタの一言なの。

どこから生活費が出てるかというと、天界から給与が支給されるんです。１ヶ月、2人で26万。
この数字は、彼らが仕事として？している救済を日本円に換算したもの（安っ！）。

なもんで始終、節約生活を余儀なくされてるわけです。生前、苦行をしてきたブッダはしまり屋で、キリストはおりに触れて新しいPCねだろうとして、ブッダに怒られます（怒るとブッダは発光します）。

住んでるアパートはフロなしで、なぜならアパート近くに川があり、そこで行水できるからいいよねってことで入居を決めたんです。
で、２人が何のギモンもなく川で身体を洗ってる最中、やっぱり警官に見つかり怒られ、以来彼らは銭湯へ通う事に。
キリストはちょっとうれしくなると、フロの水をワインに変えちゃうんです。パンも出しちゃうし。。

ブッダが風邪を引くと、スッポンが自己犠牲をしに家へ来て、自らナベに飛び込もうとしたり、鳥がブッダの身体を取巻き、天然ダウンになろうとします。そして、図書館で借りた手塚治虫先生の「ブッダ」を読んで、先生の素晴らしさに感動の涙を流します。

キリストはPCゲームやブログが大好きで、更新もマメにしてる（見習わねば…）し、モチロン、携帯もガンガン使って天界と交信してます。ブッダは料理全般（モチロン、ベジタリアン）を担当、釜焚き炊飯器や高機能なオーブンを欲しがってアキバの電気屋を放浪、安くなってる他店を見つけ、さらに値段交渉

…とにかく、超日常的な生活が展開されているのです。

そうそう、オーラソーマではおなじみの、４大天使（ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエル）も出てきます。
キリストがつけている茨の王冠は、マジックテープ（笑）でつけはずしでき、その王冠にGPS機能がついてます。で、キリストがいじめられたり迫害されるとSOS信号が出て、ウリエルがはせ参じるというわけです。

他にも大天使が映画館でスターウォーズ観ると、最初のファンファーレを黙示録のラッパと勘違いして飛ぼうとするし。。（大天使って忙しいんじゃないのっ）

いいなと思ったのは、マンガ全体が互いを思いやりあい、友愛のLOVEに溢れているところ。ほのぼのマンガです。やはりそこは彼らも神だからね。なので、単純にオカシくて、安全に笑えます

というわけで、キリストやブッダの生涯を聖書や本、映画などですでに知ってる方が読むと、面白さがさらに倍増間違いなし！な一品です。勉強にもなりますよ～、多分。

Love, Light & Harmony!