竹田克也 オフィシャルブログ 「王子活動中」

ミュージシャン&総菜屋「やきとり王子」こと竹田克也は、毎日東長崎で活動中!

「桐島、部活やめるってよ」観た。

2015-01-14 23:30:55 | 映画

今年は少し映画を観るようにしよう。
という事で、今回観たのは「桐島、部活やめるってよ」
僕が映画について解釈する時に参考にする評論家が、こぞって好評価を与えた事で気になっていた映画を、やっと観た。

おせー。
おれ、これ、みるの、おせー。
はやくみときゃよかったー。

誰かこの映画について一緒に語らないかー!と叫びたくなる。

何とも酸味のある映画でした。

映画好きとして外せないのが、視点を変えて同じ事象をとらえて立体化していく作業はクエンティン・タランティーノ監督がお得意としている手法でしょ、塚本晋也監督の「鉄郎」の映像を使用しているでしょ、ゾンビ映画のジョージ・A・ロメロをリスペクトしているでしょ。

この映画って、過去のカルトムービーにささげる映画なんじゃないかな、て。

あ、一つ印象に残ったのが、「鉄男」を映画館で見ていたら、同級生の気になる女の子が同じ映画館で同じ映画を観ていた、というシーン。

「あ、共通点があった」と感じて、距離が縮まった感じがしたあのシーン。

大槻ケンヂの「グミ・チョコレート・パイン」のようではないか…。


高校のメインカルチャーが運動部だとしたら、マニアックな映画部なんかは日陰の存在。

でもその映画部が撮りたいものは8mmフィルムで撮影するB級ゾンビ映画。

そんなカウンターカルチャの映画部と、メインカルチャの人たちが、最後対決をするんだよね。

桐島という学校のヒーローが部活を辞め、姿をくらますというたった一つの出来事で、一人ひとりが自分に向き合うようになるんだよね。

ラストシーンも感じるものがあったな。ネタバレになるから言わないけど。

十代の子たちが、一つ階段を上るんだよ!!

あああ、うまく評論できない~。口惜しい~。

解釈しきれていない~。

ただ、面白かった事は確か。おしっこ我慢して最後まで観たから。

誰か、「桐島―」で語らないか!?

東長崎のまちづくりと都道172号線拡張工事事業認可

2015-01-14 08:56:14 | まちづくり
都道172号線拡張工事の事業認可が下りた、という案内が町会の回覧板で回ってきました。


まちづくり会議を始めて三年。
発足当時から、40年前から棚上げになっている我が長崎十字会の横軸を横切る都道172号線計画が、東日本大震災をきっかけに防災の大義名分から進められるという話が持ち上がっていました。

僕は東長崎の今の景観が好きで、その良さを取り入れたまちづくりをイメージしていたので、この計画には反対の意思を持っていました。
狭い道幅というのは一見不便のように見えますが、自動車の自由にならないという事で「歩行者の町」としての安全と利便性を持っています。
それを放棄する事で僕たちが今後も住んで働く事をこの街がどうなるのか、という懸念が僕の中には今も強く存在します。

しかし実際のところ、道路地権者は都市計画に賛成している方が多く、測量などの作業を経て今回の事業認可が下りたという訳です。

これで僕が当初思っていたまちづくりプランの一つは終了となりました。

まちづくり会議ながさきむら村議会でも度々この話は出てきました。
なので僕の中では、「今の景観を守る」と並行して「拡張後の沿道まちづくりをどうするか」を考えてきました。

今回こうして具体化する事が決定したからには、私たちで新しい街の「絵」を描いていきたいと考えました。

そこで次回のながさきむら村議会定例会では、筑波大学の学生さんに仕切ってもらって、まちづくりのブレインストーミングを実施します。

沿道が広がり歩道が整備される時、その沿道にはどういった街を作っていくか、そして駅周辺をどのようにしていくか、自由に意見を出し合ってながさきむら村議会の案として提案出来るよう、一年かけて作り上げたいと思っています。

ながさきむら村議会は参加自由な会議です。
誰でも、いつからでも参加することが出来ます。

ですので関心がある方は、より具体的なまちづくりの話に差し掛かってきている今、参加してみてはいかがでしょうか。

ながさきむら村議会2月定例会
日時:2月5日(木)19:30~21:00(予定)
会場:東長崎スタジオ階梯
テーマ:沿道まちづくりブレインストーミング その他部会報告 まちづくり雑談
参加費:無料