時間が解決するというのは多分嘘なんだと思う。
時間的定点からの距離がはなれる事、日々の出来事が注がれることで、物事の濃度が薄くなるというイメージでしかない。
それはグラスの醤油をどんなに水で割っても注がれた醤油の量が減る訳ではないし、口に含めばその褐色の液体が醤油を水で割ったもの物である事は容易に分かってしまう。
起こった出来事は無くならない。
時間はなにも解決しない。
そもそも時間という概念は表面化しないし、それを説明する言語を発明出来ていない。
「時間が解決するよ」
よく言われる言葉だが、その問題に直面していない人の無責任な言い捨てにほかならないのではないだろうか。
時間は何も解決しない。
解決するとしたら意思をもって立ち向かうしかない。
それでも事柄は消えはしない。
なので我が人生の中で、一つ一つを無かった事に出来ない以上、それを受け入れながら今後のストーリーを紡いでいく事が唯一の対策なのかもしれない。
いずれにせよ、解決はしない。
周囲に良いことがあっても、
素直に
「おめでとう」
って言えないんだ。
本当にごめんね。
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