DE ROSAおばさんのポタポタ日記

自転車&美味しいもの日記
こぎこぎするスピードはかなり遅いですww

1月27日 Naviglio

2008-03-03 15:10:49 | 2008 ITALIA
写真)シンプルなホテルの朝食

本来ならばサンシーロへ試合を観に行く目的で、ニセモノグッズショップをひやかしたりするために、早くホテルを出発するつもりだったのですが、それも露と消えてしまったために、作戦変更。
ナヴィリオ運河沿いで毎月最終日曜に開かれる骨董市へ行ってみることにしました。
そこへは、昨日ミランポイントへ行くために通った道をまた通ります。
今回、何回この道を通ったことか…
トリノ通りからポルタ通りの両側には若者に人気のお店が所狭しと立ち並んでいます。
どこもウインドウディスプレイが素晴らしく、足を止めて見入ってしまうことも!

こんな楽しいTシャツ屋さんの前なんかを通り過ぎて

(手前にはルパン三世が!)

20分くらい歩くと(ホテルからですよ!基本、ミラノでは歩きます)

ここがナヴィリオ運河

橋の上ではジプシーの幼い兄妹が小汚い犬を抱いて寄って来ます。
多分、なでたり抱いたりするとお金をとるんです。(盗る、ではなく有料ということね)
骨董品の方はと言えば、わたくし達夫婦は目利きでもなんでもありませんから、
ただブラブラ見てるだけ。
さすがにヨーロッパだけあって、どこから引っ張りだしてきたんだこんなもの?てな物が並んでおります。
結構、朝早かったので、まだ準備中のテントもありました。

が、にも関わらずもうすでにこの市を楽しんでいるお客さんは結構います。
なぜかデカいデジカメを首からぶら下げたグループも。
アマチュア写真家の練習かな?
運河の両側のカフェや雑貨屋も、そのお客さんを当て込んで開店している店もあります。


そこに、なぜか?

ファーストガンダムの映画3部作のコンプリートDVD-BOXの立て看板が
日本のアニメはイタリアでも人気がありますからねぇ。
このお店はアメコミのおもちゃやグッズなどを売っている店らしいです。

骨董にあまり興味がないわたくし達はさらっと見終わってしまい、街の中心部へ戻ることに。

ドゥオーモや



メガデスのライヴ告知ポスターなんかを横目に



スカラ座の裏手へ

スカラ座に出入りしていた音楽家などが立寄ったりしていたんですかねぇ
有名人の写真やサインがたくさん店先に飾られています。

↓マリア・カラスとか書いてある~


そして、今回は日曜日もやっているブレラ絵画館にやってまいりました。

ここはミラノを代表する絵画館で、15~18世紀のロンバルディア派やヴェネツィア派(?さっぱり)の作品が主体になっているそうです。ラファエッロの「聖母マリアの結婚」やマンテーニャの「死せるキリスト」が有名。
写真は入口を入ったところですが、カノーヴァ作の「ナポレオン一世の銅像」が中央に。


お昼はまわっていますが、まだまだ精力的に歩きます。
続いては、友人へのおみやげなどを見におしゃれな雑貨屋「HighTech」へ。

一軒家をつなぎ合わせたような店内は半地下、中2階を縦横無尽に巡らせてあって、一人だったら絶対迷子になってる!
アロマ用品や食器・料理道具はもちろん、バッグや文房具、庭いじりの道具が、機能的なものから面白グッズ的なものまでた~くさん!
何時間いても飽きないって感じです。
ちょっと値段は高いけど
そしてこの辺り、大工事中。
完成予想図の看板を見ると、めちゃくちゃお洒落な高級エリアになるみたいです。
日本で言えば代官山みたいな感じ?
おそらく、わたくしからは縁遠くなるでしょう。



さてさて、だ~いぶお腹も空いてきました。
時計を見ればもう3時過ぎ
しかし、さすがはイタリアの日曜日。やってるお店がほとんどありません。
あてもなく歩き続けます。あと数分でキレるかと思ったその時、宿泊しているホテルのすぐ近くにピッツェリアがありました。
即、入店。
そこでいただいたのがコレです~↓








優柔不断のわたくしが選ぶメニューよりも主人チョイスはいつも美味しそう。
この日も、なんの変哲もないニョッキよりも主人チョイスのスカンピ(手長海老)のタリアテッレの方が数段美味しかったです。

今回は食べ過ぎてるな、ということを実感しつつホテルへ戻って休みます。


そんで、観に行くはずだったACミランジェノアをお部屋でテレビ観戦。

吠える解説者


叫ぶ観客

そう、イタリアではサッカー セリエAの試合はスカイテレビ(有料)での放映ですので、普通の地上波では映りません。
でも、でもね、中継はしてるんですよ。
アナウンサーの実況と解説者の解説、そして時折観客が映ります。
これで、ずーっと試合終了までですよ。
しかも、夜のスポーツニュースでも、試合のゴールシーンなどよりもオフサイドの判定をめぐる討論にほとんどの時間をかける始末。
日本とは全く違います。


そんなこんなでこの日も美しい夕焼けと共に一日が暮れてゆきます。

遅いお昼だったので、お夕飯を食べに行くほどでもないということで、近所のスーパーにお惣菜など買いにいってすませたのでした。

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