帰国の日は、ホテルのチェックアウト後、
すぐにフランクフルトに向けて出発しなければならないので
(成田⇔フランクフルトの往復チケットだったんですよ)
6/15がミラノでゆっくり出来る最後の日となりました。
長旅だったので、のんびりする日をつくらなければと思っていましたが、
それでも次にいつ来られるかわからないと思うと
やっぱり精力的に歩き回ってしまう夫婦なのでした。
この日はまず、「レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館」へと向かいましたが、
ちょっと朝早すぎて、まだ開館前。
なので、すぐ側にある「サンタンブロージョ聖堂」を観ることに…
ちょうどミサをやっているところでした。
お年寄りから若い人まで、結構います。
また、大学生らしき女の子も何人か、十字をきって中を通り過ぎて行きます。
中を通るのが近道なのかな?
教会の中ではタンクトップや短パンは禁止なので、
暑くてもろ肌出していた私も(ヤ◯ザか?私は)カーディガンを羽織りました。
神父様のお説教を聞いたり、賛美歌を歌ったり、
教会独特の響きで厳かな雰囲気が伝わってきます。
頃合いを見計らって「レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館」へ。
絵もレプリカなどいくつか観られると思っていたのですが
そういったものは「最後の晩餐」しかなく、
それもサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会のあるここミラノでは
ちょっとチープな感じです。
ダ・ヴィンチのデッサンを元に作られた模型がいくつか展示してあり
(例えばこんなの↓)
それ以外には過去から近未来の科学の進歩を観る博物館となっているようで
ダ・ヴィンチとは関係ないものでした。
もちろんダ・ヴィンチは科学者だからいいんですけど…
男の子が好きだよね、こういうところ。
私はすぐ飽きちゃいました。
平日にも関わらず、おじいちゃんと孫、おばあちゃんと孫という組み合わせで
見学している人が多く、孫の質問に得意げに解説しているおじいちゃんが
微笑ましかった。
ここのカフェで主人はエスプレッソを1杯
私はファンタオレンジ(懐かしい!)を1本飲みました。
続いて、主人がワインを買いたいというので(聞いてねーよ?)
近くにある「エノテカ・ロンキ」を探します。
ミラノ中心部は古くてデカイ建物が多く、いわゆる一軒家みたいなのはありません。
このエノテカも大きな、言ってみればマンションのような建物の1Fスペースにあり
しかも入り口のどでかい門扉は閉まっています。
やってないのかなぁ?
でも休みではないはず。
うろうろしていると、門の中に人の気配。
掃除のおじさんです。
こういう時の主人の行動力は凄いですよ。
いつもは私に会話を任せるのに、突然そのおじさんに
「スクージ(すいません)!」と声をかけて
あとは全てボディランゲージ。
中に入りたい、みたいな動作。
するとおじさんもボディランゲージ。
「ブザーを押して入ってきな」のような感じです。
見ると門の所に各部屋のボタンがあり、店舗は店名が書いてあります。
そこで「エノテカ・ロンキ」のブザーを押すと…
ガシャーン
門の鍵が開きました。
お客さんがブザーを押すと中から開けてくれるみたいです。
さっきのおじさんが「そっちだよ」と指で指し示してくれます。
あった!あった!
恐る恐る「ブオンジョールノ?」と入ってみると
なんて素敵なお店でしょうか?
ディスプレイもワインの置き方も芸術的です。
日が燦々と降り注ぐ、古い図書館のような落ち着いた雰囲気で
にこやかにオーナーが迎えてくれました。
安いものから高級なものまで、たくさんのワインがあり、オーナーは英語もOK。
主人は日本へ送ってもらおうと思ったらしいのですが、
オーナーは「Very, Very Expensive」
数万円かかるそうです。
貧乏旅なわたくし達ですから、送るのはあきらめて
主人は持って帰ると言い出しました。
えぇ~誰が~
オーナーに手頃なワインを5本選んでもらい手荷物で持って帰ることに。
選んでもらったワイン↓
バローロ、ランブルスコ、キャンティクラシコなど
普通、ここに買いにくる日本人ならば
金に糸目をつけないようなワイン好きが
日本ではなかなか手に入らないような逸品を
しこたま買って行くのだと思いますが、
お手頃価格で、しかもイタリア語も英語も怪しい私たちに
嫌な顔ひとつせずワインを選んでくれ、優しく接客してくれたオーナー。
しかもかっこいい。
グラッツェ!エ モルト ジェンティーレ
かくして主人は、一番日が高くなってじりじりと焼け付くような日差しの中を
両手に5本ぶらさげて、また歩いてホテルに戻ったのでした。
ほら、そのままじゃお昼食べに行けませんから。
では、あまりにも長くなったので一番楽しみなランチから後は
またこの次に…
お楽しみに~
すぐにフランクフルトに向けて出発しなければならないので
(成田⇔フランクフルトの往復チケットだったんですよ)
6/15がミラノでゆっくり出来る最後の日となりました。
長旅だったので、のんびりする日をつくらなければと思っていましたが、
それでも次にいつ来られるかわからないと思うと
やっぱり精力的に歩き回ってしまう夫婦なのでした。
この日はまず、「レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館」へと向かいましたが、
ちょっと朝早すぎて、まだ開館前。
なので、すぐ側にある「サンタンブロージョ聖堂」を観ることに…
ちょうどミサをやっているところでした。
お年寄りから若い人まで、結構います。
また、大学生らしき女の子も何人か、十字をきって中を通り過ぎて行きます。
中を通るのが近道なのかな?
教会の中ではタンクトップや短パンは禁止なので、
暑くてもろ肌出していた私も(ヤ◯ザか?私は)カーディガンを羽織りました。
神父様のお説教を聞いたり、賛美歌を歌ったり、
教会独特の響きで厳かな雰囲気が伝わってきます。
頃合いを見計らって「レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館」へ。
絵もレプリカなどいくつか観られると思っていたのですが
そういったものは「最後の晩餐」しかなく、
それもサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会のあるここミラノでは
ちょっとチープな感じです。
ダ・ヴィンチのデッサンを元に作られた模型がいくつか展示してあり
(例えばこんなの↓)
それ以外には過去から近未来の科学の進歩を観る博物館となっているようで
ダ・ヴィンチとは関係ないものでした。
もちろんダ・ヴィンチは科学者だからいいんですけど…
男の子が好きだよね、こういうところ。
私はすぐ飽きちゃいました。
平日にも関わらず、おじいちゃんと孫、おばあちゃんと孫という組み合わせで
見学している人が多く、孫の質問に得意げに解説しているおじいちゃんが
微笑ましかった。
ここのカフェで主人はエスプレッソを1杯
私はファンタオレンジ(懐かしい!)を1本飲みました。
続いて、主人がワインを買いたいというので(聞いてねーよ?)
近くにある「エノテカ・ロンキ」を探します。
ミラノ中心部は古くてデカイ建物が多く、いわゆる一軒家みたいなのはありません。
このエノテカも大きな、言ってみればマンションのような建物の1Fスペースにあり
しかも入り口のどでかい門扉は閉まっています。
やってないのかなぁ?
でも休みではないはず。
うろうろしていると、門の中に人の気配。
掃除のおじさんです。
こういう時の主人の行動力は凄いですよ。
いつもは私に会話を任せるのに、突然そのおじさんに
「スクージ(すいません)!」と声をかけて
あとは全てボディランゲージ。
中に入りたい、みたいな動作。
するとおじさんもボディランゲージ。
「ブザーを押して入ってきな」のような感じです。
見ると門の所に各部屋のボタンがあり、店舗は店名が書いてあります。
そこで「エノテカ・ロンキ」のブザーを押すと…
ガシャーン
門の鍵が開きました。
お客さんがブザーを押すと中から開けてくれるみたいです。
さっきのおじさんが「そっちだよ」と指で指し示してくれます。
あった!あった!
恐る恐る「ブオンジョールノ?」と入ってみると
なんて素敵なお店でしょうか?
ディスプレイもワインの置き方も芸術的です。
日が燦々と降り注ぐ、古い図書館のような落ち着いた雰囲気で
にこやかにオーナーが迎えてくれました。
安いものから高級なものまで、たくさんのワインがあり、オーナーは英語もOK。
主人は日本へ送ってもらおうと思ったらしいのですが、
オーナーは「Very, Very Expensive」
数万円かかるそうです。
貧乏旅なわたくし達ですから、送るのはあきらめて
主人は持って帰ると言い出しました。
えぇ~誰が~
オーナーに手頃なワインを5本選んでもらい手荷物で持って帰ることに。
選んでもらったワイン↓
バローロ、ランブルスコ、キャンティクラシコなど
普通、ここに買いにくる日本人ならば
金に糸目をつけないようなワイン好きが
日本ではなかなか手に入らないような逸品を
しこたま買って行くのだと思いますが、
お手頃価格で、しかもイタリア語も英語も怪しい私たちに
嫌な顔ひとつせずワインを選んでくれ、優しく接客してくれたオーナー。
しかもかっこいい。
グラッツェ!エ モルト ジェンティーレ
かくして主人は、一番日が高くなってじりじりと焼け付くような日差しの中を
両手に5本ぶらさげて、また歩いてホテルに戻ったのでした。
ほら、そのままじゃお昼食べに行けませんから。
では、あまりにも長くなったので一番楽しみなランチから後は
またこの次に…
お楽しみに~
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