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レニングラード国立バレエ公演 ドンキホーテ

2011-01-09 00:04:21 | 観劇
全く予備知識ないのですが、
ルジマトフ、というスターが出演、というのが目玉らしい。
でも、ドンキホーテといえば、やはりキトリ、が華です。
客演のスターが怪我とかで、別のプリンシバルが来日、
テリョーシキナ、が初来日との速報が新聞に出たので、
どうもこちらのほうで得したらしい。
(どこかの国の代役のほうが格が上、のイメージでしょうか?)

さて、バレエ公演、当たり前のことですが、演出、振付、お国柄、で大分違うのでしょうね。
スペインバルセロナが舞台ですが、どこかロシア的な民族色が滲み出るのですね。
昨年、テレビでパリ・オペラ座のを見ましたが、
印象がだいぶ違っているように思えました。

テクニック的には、たぶん結婚式で踊るグラン・パドドゥの
キトリとパジル、ではっきりわかるのでしょう、
テリョーシキナのキトリは、ブレがなかったですね。
上々の出来なのでしょう、でもやっぱり思います、
吉田都さんだったら!
その演目にすっかり引き込まれて、
テクニック的にどうのこうというところを、一歩超えて観れる、ことでしょう。
それだけ完璧、との安心感があるのでしょうね。

それはともかく、
全くの素人が評するのもおこがましいのですが、
バレエのオーケストラのレベル、ってどうなんですかねー
まるでサーカスの音楽隊のように聞こえてしまうのはどうしてなのかな?
管楽器がばかでかく、弦楽器がちっとも聞こえてこない、のですよ。
私はバレエ音楽も楽しみたかったのですが。

2011/01/07 観劇




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