〜1977年3月 中2のできごと〜
卒業式
壇上から在校生代表で送辞を読んだのは
友人のまっすぐ君でした
1クラス45人時代に1学年14クラスもある
マンモス中学でしたから、全校生徒は1800人余り
になります。
それほどの群衆を前にして堂々と送辞を読み上げる
まっすぐ君は本当にすごい友人だと思いました
ところが、すごいなあと感心しながら私はおかしくって
仕方ありません
送辞の冒頭文が笑いのツボにハマってしまったのです
おごそかな空気の中、私は不謹慎なイメージ画像を
頭の中で描いてにやけていました
全く私の不徳の致すところであります
……視線を上にあげれば 樹々の枝々からは若芽が
顔をのぞかせています 季節は春になりいよいよ
今日この時を迎えました……
私には 木の間からワカメがこっちを見ている絵図が
頭に浮かんできて どうしようもなかったのでした
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