5月に2巻目が出ていたんだけど、気がつきませんでした。
さっき買い物のついでに本屋さんを覗いてみて、
ああ、『20世紀少年』はこんなにたくさんあるんだな、
まだ10巻しか読んでいないや
とか
ダ・ヴィンチ連載の『テレプシコーラ』、早く次号が読みたくてうずうず、
とか
適当に流して帰ろうと思ったら、ありました。
これは摩訶不思議な、それで妙にリアルな、農村の人間模様。
というか、農村という別世界に飛び込んだ若い男の話。
ブラックユーモアに満ちていて、しかも行政のおかしさ、とか
都会と田舎というよくありがちなギャップのさらに裏とか。
お金を使わないで暮らしたい、でもお金に動かされている、
そんな私には、この質素で不器用な生活はいっそ痛快であります。
(しかし、お金アレルギーで触れないって、深刻に爆笑しますね)
ま、とにかく言葉ではなかなか説明しにくい、面白さです。
なんせ、80年代に“突然怒涛のごとく”現れて去っていった
いがらしみきお、ですから。