なんと、懐かしいPCエンジンのソフトが出てきた。
『弁慶外伝』 私が初めてやったRPGだ。
ファミコンより先にPCエンジンの中古を買ったんで、
ドラクエをやるより前だった。
これは、音楽がすごく良かった。
音楽、っていうのは、つまりメロディそのものが。
ラストシーンの、あの劇的な終わりのメロディはジーンとした。
『天外魔境2』も好きだったのに、何故かどこにもない。
あるはずなんだけど。
これは他にも移植されたけど、やっぱりPCエンジン版が最高だ。
違うんだな、どこか。
で、弁慶のいいところは、ヘンに奇をてらわずにストーリー重視なところ。
背景や人物も含めて「絵」がクラシックで綺麗なところ。
そして、音楽だ。
ヒューカードなんて、今時どこにもないだろうな。
さらに驚くのは、なんとパスワードを手書きすること。
当時はバックアップシステムが他になかったんだ。
これには苦労した!
書き写すのも大変、あとから入力するのも大変。
入力間違えるとゲームを再開できない、とほほ。
おかしいのは、バグって、同じキャラが二人出てきたり
装備がダブったりすること。
こういう時代だからありえた現象だ。
わあ、久しぶりにゲームしたくなってきた。
でも、今のオンラインゲームはやったことがない。
もうついていけないだろうな。
銀座は表通りも裏通りも、再開発で更地の面積が増えた。
風情のあった小通りがだんだん殺風景になるのはつまらない。
銀座一丁目のかわいい床屋さん、オシャレなお店ばかりの中でもちゃんと自己主張してる。
今度入ってみようかな。
風情のあった小通りがだんだん殺風景になるのはつまらない。
銀座一丁目のかわいい床屋さん、オシャレなお店ばかりの中でもちゃんと自己主張してる。
今度入ってみようかな。
読み進むのが、わくわくして同時に困難な、珍しい本。
下手をすると、中世の異端審問と魔女裁判の描写ばかりに気をとられる。
本の帯にはこう書いてある。
「迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で
ヨハネの黙示録に従った連続殺人が。バスカヴィルのウィリアム修道士は
事件の陰には一冊の書物があることを探り出したが…」
ああ、これだけでもう、先に進みたい気持ちで一杯にさせられる。
この迷宮で事件は起きる。
これは、神を信じていながらも
自らが仕えるのは神ではなく人類である、と知性で分かっている修道士の物語。
(だと、私は思っている)
ジャン・ジャック・アノーが映画化している。
原作のような壮大さはないけど、
根底の真理を曲解してはいないし、いたずらにサスペンスを強調してもいない。
ロン・パールマンの怪優ぶりがすごい。
主演のショーン・コネリーの演技は、人間味に溢れていて好きだ。
特にラストのシーン。
人間の知性を信じて、それを何とか護ろうとする、悲しい表情…。
日常生活に疲れて、浮世離れした物語に漬かりたいとき、
この本はぴったりだ。
しかし、さらに非常に疲れるんですが。
下手をすると、中世の異端審問と魔女裁判の描写ばかりに気をとられる。
本の帯にはこう書いてある。
「迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で
ヨハネの黙示録に従った連続殺人が。バスカヴィルのウィリアム修道士は
事件の陰には一冊の書物があることを探り出したが…」
ああ、これだけでもう、先に進みたい気持ちで一杯にさせられる。
この迷宮で事件は起きる。
これは、神を信じていながらも
自らが仕えるのは神ではなく人類である、と知性で分かっている修道士の物語。
(だと、私は思っている)
ジャン・ジャック・アノーが映画化している。
原作のような壮大さはないけど、
根底の真理を曲解してはいないし、いたずらにサスペンスを強調してもいない。
ロン・パールマンの怪優ぶりがすごい。
主演のショーン・コネリーの演技は、人間味に溢れていて好きだ。
特にラストのシーン。
人間の知性を信じて、それを何とか護ろうとする、悲しい表情…。
日常生活に疲れて、浮世離れした物語に漬かりたいとき、
この本はぴったりだ。
しかし、さらに非常に疲れるんですが。
年季が入っているでしょ。
これは蒲田の薬局の店頭に置いてあった。
満身創痍が、いとおしくて。
写真を撮ったのはもう4年前くらいだから、
もう無いかもしれない。
この写真、東京新聞のちっちゃーいコーナーに載ったんだよ。
読者のケータイ写真みたいなのに。
これは蒲田の薬局の店頭に置いてあった。
満身創痍が、いとおしくて。
写真を撮ったのはもう4年前くらいだから、
もう無いかもしれない。
この写真、東京新聞のちっちゃーいコーナーに載ったんだよ。
読者のケータイ写真みたいなのに。
コーヒーを飲みながら薄暗いテーブルに肘を付いて、
外の光いっぱいの庭を眺める。
庭に出てみたら、どんなに明るくて綺麗かと思う。
でも、外に出てみると、室内に戻りたくなる。
天国に着いてしまったみたいで、もう行き止まりみたいな気がする。
だから陽の当たらない場所も悪くない。
外の光いっぱいの庭を眺める。
庭に出てみたら、どんなに明るくて綺麗かと思う。
でも、外に出てみると、室内に戻りたくなる。
天国に着いてしまったみたいで、もう行き止まりみたいな気がする。
だから陽の当たらない場所も悪くない。