* サンセットカラーに憧れて!*

カトレアなどの洋蘭を趣味で育てています。成長の記録と日々のいろいろな出来事を綴ります。

初めて襖の張替えに挑戦してみました~!(後編)

2016-03-23 19:26:48 | 襖の張替え
 今回は押し入れ襖は表には襖紙、裏は雲華紙を張る予定で
 普通の襖は両面同じ襖紙にします~!

 奇跡が起こるかはたまた手に負えずHelpを叫ぶのか~!

 本体のベニヤが結構劣化していて割れ目があったり穴が開いていたり・・・
 さすがにガムテープはないでしょ~ということで茶胴張を全面に張り
 補強することにしました~。

 押し入れの裏側のみ初代の雲華紙が比較的綺麗だったため
 (30年前の物だけど綺麗だったので前回もそのまま下地に使われていたようです~。)

 押し入れは表側のみ茶胴張を張りました。

 糊は紙にではなく板の方に刷毛で塗り込み紙を当てました。
 一度に全面に糊をつけると大変なので2回に分け




     




 これまた100均のローラー刷毛で空気を抜きながら圧着しました~。




          




 ベニヤの糊が乾きやすかったので上から水をスプレーして馴染ませました~。




     




 ↑で、張り上がったのがこちらです~。乾くと別人~!
 目立つしわなどもなく驚くほどキレイな仕上がりになりました~!




     




 その後、茶チリを3枚上中下と少しずつ重ねて張ります~。




     




 糊をつけるのは3ミリほど・・・。(重なりは4センチぐらいありますが・・・)
 天袋は茶チリ1枚でばっちり包めました~。(表現がおかしい?)

 これで下地は終了~!


 これから雲華紙、表紙を張っていきます~!

 今回、作業は私一人なので糊を塗った襖紙に襖をバタンと置くのではなく
 立てかけた襖に張る方法を選択~!

 で、結構役に立ったのがコレ~↓↓↓




               




 木枠用のねじの部分に輪にしたタコ糸を引っかけ手前に倒します~!




               




 たまたま作業する部屋の構造がドンピシャだったので出たアイデアなのですが
 結構役に立ちました~!!!

 これなら素人の私でも下の方を引っ付けることなく上部を先に固定出来ました~。
 立てかけた状態だと先に下部の方が引っ付いてしまい大変なことになっちゃいますが・・・。

 真ん中あたりで左右がだいたい同じくらいならそのまま一気に~!
 必ずどちらかのりしろが幅広になっちゃいましたが(笑)

 5ミリでも糊代が折れていればOKじゃないですか?
 多少斜めになっても今回総柄なので全然問題なしです~!

 こちらも一度に下部まで張れないので下10センチほどは
 ひっくり返してから縁に糊を塗り同じように仕上げます~。

 その時重要なのが角の処理~!!!角は引っ張るように仕上げないと
 乾いてからシワが寄ってしまうそうです~。
 ってうちのがそうだったじゃん・・・。
 
 ここは特に気をつけましょう~! 




          




 本来は裏表続けて張るのかもしれませんが両面湿ってふにゃふにゃ状態だと
 ちょっとしたはずみでずるんと紙がむけちゃう可能性があるので先に裏で練習し
 乾いてから表紙を張ることにしました~。

 時間差で張ると反りが出てしまうかもしれません~。
 (そこの所はよくワカラナイですゴメンナサイ)


 ↑雲華紙もばっちりキレイに張れてるでしょ~?




               




 ↑こちらが本番の表地~!張りたては波を打っていますが一晩でピンとなります~!
 
 表紙も雲華紙も茶胴張のように型を取り糊代1センチつけてカットしました~。
 
 ブログや動画では全面に水で薄めた糊、糊代を含めた周りを濃いめの糊~
 というのが多かったですが今回の張替のきっかけがあの醜い縁の濃い糊なので・・・。

 私は表紙、雲華紙とも全体に薄めの糊を塗り襖の側面に濃い糊を塗るというやり方を
 参考にさせてもらいました~。


 ここで今回の材料をご紹介~!
 今回は複数のお店から材料を調達しました~。

 壁紙屋本舗さん・・・襖紙(表紙)のりナシふすま紙 SF-910(薄黄あられ)
                          SF-911(藍あられ) 
              糊           タピッコ(300g)     

 和紙苑さん・・・  茶ちり紙                        
            茶胴張                         
            雲華紙                         
            天袋用引手                    
            襖用引手                  

 イーヅカさん・・・ 襖補修液                        


 糊の濃度に迷いましたが茶胴張は糊1:水1で・・・
 表&裏は全面に糊1;水3で・・・側面は糊に少し水を入れて・・・

 枚数が多い時は大きなタッパーを利用して濃い目の糊、薄めの糊と用意しておくと便利です~!
 私の場合ダラダラと何日もかけてやっていたので毎日終わったらふたを閉めておくと安心です~!
 
 こちらが主な道具~!




     




 糊刷毛は3つ~!濃用、薄用、そして糊の圧着用~。
 動画で見たんですけどのりしろを刷毛でたたくように圧着させるとばっちり~!
 なで刷毛は表紙だけに使いそれ以外はこの糊刷毛を圧着&なでに使いました~!

 糊がついたりしたらこまめに濡れタオルでぬぐいキレイにしましょう~。
 手の汚れも大敵なので乾いたタオルと濡れタオルは必需品でした~。

 乾いた襖に新しい引手をつけ外した枠を元通りに取り付け~!
 閉めた時に隙間が出来ないように微調整して完成~!





 ジャジャ~ン!!!




     




 色違いの襖紙を市松に並べて遊んでみました~!




     




 仏間側は白系一色で・・・。




          




 一枚401円の襖紙ですがキラキラ凹凸感もあってお洒落です~!
 白&ブルーグレーのコントラストがはっきりしていて
 思っていたよりもカッコイイかも・・・。
 
 勿論、高価な襖紙の方がいいに決まっていますが
 自分が満足なら値段なんて関係ないと思います~。

 
 たまたまうまく出来た~!ってだけのことなんだけど・・・。
 こんなことならもっと早くやればよかった~。


 楽しかったんでまたいつかやりたいです~!
 
 
 
 春の襖張替え大作戦これにて終了~!!!
 
 ご覧いただきありがとうございました~!!!




 
 
 

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