川越は「小江戸」と言われていて蔵が立ち並ぶ
何とも風情のある街並みです。
メイン通りはコロナ禍の中でも、着物姿の若い人たちや
家族ずれで賑わっていました。
多分このように多くの人がいるだろうな・・・
と思って外出するのは気が進まなかったのですが、
知り合いが、織物と陶芸の展示会を開催しているので
勇気を出して行ってみました。
そのついでに「喜多院」足を延ばしてみました。
行ってみると、人は思いの外まばらでした。
良かった!これでゆっくり見学できると一安心。
喜多院は何度も来ているのですが、飽きないのですね~
ここには、江戸城から移築された三代将軍徳川家光・春日野局ゆかりの品々が
数多く展示してあります。
中でも家光が生まれた部屋や、春日野局の化粧の間というのは
かなり興味深いものがあります。
人も少なくのんびりできました。
紅葉の庭園は本当に落ち着きます。
しばし、たたずみ世の中の賑わいから別世界へ。
中でも「五百羅漢」像は笑い、泣き、怒り、ヒソヒソと内緒話をしていたりと
色々な表情の羅漢様が、500体余り鎮座されています。
楽しそうに、お酒を酌み交わしていますね。
何やらひそひそ話を・・いったい何のお話しかしら?
困ったお顔の羅漢さまも・・・
お一人お一人の表情を見ていると時が経つのを忘れるくらい
楽しくなります。
殺伐として色んな事に振り回されて、自分を見失いそうになって
いる昨今。
のんびりといこうよ・・・と
羅漢様に言われているようで心からいやされました。
ありがとうございました。また来させてもらいますね