先月、若者人材の研修生達は2日間に渡り左官の基本実技実習を行いました。
左官の仕事とは何か?
いったいどんな事をしているのか?
講師の方に色々教わりながら左官の仕事を学んだ2日間でした。
実習を終えた研修生には左官の実習についての報告書を書いてもらいました。
ここでご紹介したいと思います。(原文そのままとなります)
1 体験した技能研修の内容
○壁塗り、モルタル塗り
○漆喰・モルタル塗り
○漆喰塗り・モルタル塗り・材料の作り方、コテの使い方や材料を塗るコツなどを学ぶことが
出来ました。
○材料作り、物置の左官塗り、モルタル塗り
○材料の準備、壁塗り(漆喰・モルタル)
○塗料作り、壁の白塗り、モルタル塗り
○研修センター内の建物の壁を実際左官の方々に習いながら塗ってみる
○左官の基本的な作業のやり方
2 体験した業種について、どのように感じますか(仕事のイメージ)
○相当しんどい仕事だろうなと思ってましたがやってみたらやっぱりしんどかったです。
○完成した壁を見たときの達成感がすごくいい。
○材料が重くてずっと持っていると大変でした。
○思ったより力仕事で体を使う仕事。
○若者人材育成の説明会に参加する前は『左官』という言葉だけでは、どういったことをやる
職種なのか全く想像する事ができなかった。 今回説明会での話を聞いてみたり、実際に
体験してみて、意外と体力の使う作業で、そして繊細な作業だと感じた。
○簡単そうに鏝(こて)で塗るようなイメージがあったものの、実際にやってみると、
材料を取るのに苦戦し、なかなか取れなかったり、 凸凹や厚い部分が多く、
何度も経験して上達していくのを感じました。
○遠目から見ると、単純に壁を塗っているように見えるが、実際は細かい技術が
たくさんあるのだなという事を感じました。
TV等で見る左官と目の前で見る(少しやってみる)左官はかなり違いました。
○左官はとても楽しく、難しい仕事でやりがいがあるなと感じました。
3 体験した職種の内容を一般の若者たちに伝えよう!
○間違いなく服が汚れます。
○左官のできる男はかっこいい。
○上手に塗れるようになると楽しいです!
○最初はいくら塗ってもボコボコしたり段差が出てしまったが、やっていくうちに
キレイに塗れるようになっていき作業がたのしくなってきた。
○左官という職種に対しては全く知識がなくゼロからの経験になった。今回は
漆喰やモルタルを使っての 壁塗りを体験だったが、なかなかきれいに塗ることが
出来ずに難しい作業ではあったが、集中して取組むことが出来ておもしろかった。
また意外と肉体的にきつい部分もあり、次の日には肩が痛くなったりもした。
○板と鏝(こて)の扱いが難しく、なかなか鏝に塗料を載せることが出来なかったり
しましたが、塗れるようになると時間を忘れてしまう職業だと思いました。
あと、如何に塗料を薄く伸ばせるか、平らに出来るかというのも仕上がりに
関わる事だというのを感じました。
○左官というのは、壁に材料を塗る仕事ですが、その材料によっても用途が
様々変わる奥の深い仕事です。たぶん…
○左官はかならず汚れるし大変な仕事だけどとてもおもしろく、やりがいがある仕事です。
4 体験した業種の技能研修全体について、自由に感想を書いてください
○とてもゆったりしていて作業の説明も分りやすくて楽しかったです
○普段なかなか体験できない事を、職人に教わりながら作業できてとてもためになりました
○普段やる事のできない体験ができて良かったです
○最初は材料を取るのもできなくてボコボコしてたがやっていくうちに
慣れてきて楽しく学ぶことができました
○左官の中の壁塗りの作業を体験して、きれいに塗っていったり境目の
箇所を塗っていくのが大変ではあったが、おもしろくもあった。
また作業をした次の日とかが肩が痛くなったりして意外と重労働であると感じた。
○使う材料によって、壁への付き方・伸び方・粘り方などが違うと感じましたが、
どんな素材でも塗り固めて綺麗に仕上げるには経験が必要だと感じました。
○何となくイメージしていたことと実際はかなり違うこと、見ている時と実際
やってみた時の印象もかなり違うこと、実際体験してみることで左官が
どういうものなのか少し具体的にわかったと思います。表面だけじゃなく
床や壁の内側に塗られているとかそういうことも知れて良かったです。
○講師の人もやさしく、説明がとても分りやすくて楽しく左官について
学べました。少し左官に興味がわきました。
以上が研修生達の報告でした。
次回は内装実習の報告をさせて頂きます!!
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