書こう、書こうと…
今迄、ずっと書けずに居た。
漸く書けそうな気がしたから、書くことにした。
やつがれは昨年夏に宿替をした。
其処に付いてきた織音が此処で暮らしたのは僅か1ヶ月半くらいだった…
夏から秋に変わり寒さが目立ち出した頃、織音が患って居た腎不全は悪化を極めて居た。
それを本人は気丈に振る舞い、亡くなる3日前までやつがれは気付けずに居たのだ。
寒さが厳しくなった2018.09.17に容体は少しずつ顕著に悪くなり…
2018.09.20 織音、永眠
その日、やつがれは通常通りヤマトへ出勤し、帰宅したら織音は自ら食事をし飲水をして更に食事をしようとした様な状態で横になって居た。
慌てて獣医さんに診て貰い血液検査をして治療方針を確立しようとしていた最中に彼女はゆっくり静かにこれ以上は良いのよ。
と、云わんばかりに苦しまず最期を迎えた…。
ドライヤーで温めつつ、声を掛けた。
一瞬、声にならない声で鳴いて…
彼女の呼吸と鼓動が停まったのが分かった。
そうして、獣医さんに声を掛けた。
血液検査の結果やら解析する為に茜医師が席を立って僅か5分後の事だった。
そうして、茜先生史上では最高に強く最高にクールな子の銘を頂戴した織音。
亡くなる数時間前迄、食事をしようと動き、やつがれが帰宅するのを待って居た精神力、決して弱ってる表情を見せなかったその心意気…
滅多に見れる物ではない。一生、忘れません。
と、言われた程に織音は家猫になっても野良気質は失われず気高い心根だった。
ゴロ甘もして、常に起居も共にし…
食事のタイミングまで合う様なそんな…日々を過ごして居た。
穏やかに。
けれども血液検査の数値を見たら彼女はかなり痛みや何やらに耐えて居たらしかった。
普段と変わらぬ顔を見せて居たならば、それは矢張り彼女の強さなのだと茜先生は仰って居た。
あまりに突然だった。
カリシウィルスか?なんて疑われつつもハッキリしない為に難治性口内炎かも?
なんて言われつつ口痛くてもご飯だけはしっかり頑張って食べて居た。
そんな彼女は推定5~6歳だったであろう事も判明したのだ。
翌日、彼女を火葬し…
尻尾の骨は小さなカプセルに入れて貰った。
ルカを火葬した際にやった事を彼女にも施した。偶に不安な時は持ち歩いている。
お骨は今もテーブルの上に在る。
ご飯時は一緒なのである。
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