北海道警察シリーズ「笑う警官」(うたう警官改題)「警察庁から来た男」に続く第3弾。
洞爺湖サミット警備を舞台にした臨場感一杯に描かれた警察小説。
裏金問題の傷の影響を引きずりながら向えた北海道警察は、洞爺湖サミットのための特別警備結団式を一週間後に控えていたそのさなか、勤務中の若い警官が拳銃を所持したまま失踪。津久井卓巡査部長は、その警官の追跡を命じられた。
一方、過去の覚醒剤密輸入おとり捜査に疑惑を抱き、一人捜査を続ける佐伯宏一。
そして結団式に出席する大臣の担当SPとなった小島百合。
裏金問題、覚醒剤取引と腐敗した警察組織を再生したい主人公達と、旧態依然の警察組織の暗い闇の部分をベースにして展開する物語は、前作までの作品と同じでとにかく面白い。道警から見ると我が県警は「ミャーミャー県警」など笑ってしまった。
2008年12月 角川春樹事務所刊
洞爺湖サミット警備を舞台にした臨場感一杯に描かれた警察小説。
裏金問題の傷の影響を引きずりながら向えた北海道警察は、洞爺湖サミットのための特別警備結団式を一週間後に控えていたそのさなか、勤務中の若い警官が拳銃を所持したまま失踪。津久井卓巡査部長は、その警官の追跡を命じられた。
一方、過去の覚醒剤密輸入おとり捜査に疑惑を抱き、一人捜査を続ける佐伯宏一。
そして結団式に出席する大臣の担当SPとなった小島百合。
裏金問題、覚醒剤取引と腐敗した警察組織を再生したい主人公達と、旧態依然の警察組織の暗い闇の部分をベースにして展開する物語は、前作までの作品と同じでとにかく面白い。道警から見ると我が県警は「ミャーミャー県警」など笑ってしまった。
2008年12月 角川春樹事務所刊