文化住宅らくらく農婦生活

築40年。2Kの小さな平屋、それが文化住宅。そこで暮らす農夫家族のニギヤカな毎日を、写真とマンガで覗いてみませんか?

子どもと一緒に美術館へ行ってみる。

2011年08月23日 | お出かけ

おひさしぶりでございます~

週の前半はチクチク仕事、後半は毎週ミヨが夏休みを取っているので、なかなかブログの更新ができず、、と、言い訳

さて、長雨の週末、もう午後も夕方近くになって、ふと思い立ち、美術館へ

こちら、「うらわ美術館」。入場料は企画展によって違いますが今回は600円。子どもは無料。

ビルの三階にある、ワンフロアーの小さな美術館ですが、ホテルも入っているそのビルのハイソな雰囲気さながらの美術館です。

現在は世界絵本原画展と、チェコの家庭用人形劇の人形展を開催中。

夏休み企画ですね

しかし、美術館側の粋な計らいも虚しく、我が娘は3分で美しい絵画たちの前をスルー。うしろを追いかける私

しかし、操り人形にはおおいに反応。体験コーナーもあり、本物のお人形をたのしく動かしていました。

また、やはり子ども向けの企画として、工作やお絵描きができる部屋も用意されていました。なにせ閉館まで1時間の時間に行ったもので、ミヨは紙粘土を少々扱っている間に時間切れ~ 残念

でも、こんな素敵なのをいただいてきました。原画展にあった絵をもとにした工作グッズです。組み立てると、小さな劇場に、バレリーナや、ふしぎなビジネスマンが登場するわけ

小さい頃に良質なものを見せたい、、、。そんなふうに思うのですが、美術館はとくにマナーが必要なところ。靴の音やおしゃべりはもちろん厳禁。ミヨが「わあ!」と感嘆の声を挙げても注意されてしまいます。作品を観る楽しさと、窮屈さ、今のミヨにはまだ後者のほうが強いかなあ、、。

 

その点、こちらのミュージアムはすごい

「横浜アンパンマンミュージアム」です!(テーマパークともいうわね

入場料は一人1000円。場内ではいっさい他の料金はかかりません。

(ただし、場外のショッピングモールでは、アンパンマンの顔したアンパンが、一個300円という法外な値段で売られている

ま、中に入ってみますと、

歌い踊るアンパンマンとバイキンマンミヨも歌って踊ってます。

アンパンマン号運転シュミレーション。

食パンマンさまうちわ作りも。

さすが、子どものハートを鷲掴みです。

仲良しのノンちゃんママからウワサには聞いていましたが、体をつかって遊べる、工夫いっぱいのアトラクションがたくさんあって、たのしいミュージアムでした

 


軽バン旅に出る~最終日~(3日目)

2011年08月10日 | お出かけ

さあ、今日はお家へ帰ります。早朝車へ乗り込み、いざ出発!

先を急ぐんだけど、、

きれいな池に鯉がいたので、餌をあげてみる。

いかん、いかん、夕方のバイトに遅れるじゃないか。

急げ急げ、、、

 

いい景色だなあ~ 記念撮影しよう

、、ってそんな場合か!

さあさあ先を急ごう。

ここは全国の国道で、一番標高の高い所。はい、ポーズ

 

湯気出てるし家族写真だ

 

そんなこんなで寄り道してたらお腹が減ってきました。ちょっとドライブインで軽食を。

アメリカンドックって、美味しいよね~

 

さて、車は軽井沢へ到着しました。

今日は日曜。ちょうど礼拝の時間になりました。幸い、軽井沢にはたくさんの教会があります。

旧軽井沢にある、この趣きのある教会は、「日本キリスト教団軽井沢教会」です。

聖書のお話を聴き、賛美歌を歌います。

礼拝後、せっかく軽井沢に来ましたので、お茶でもしましょう、、ということで

素敵な喫茶店へ入りました。コーヒーは、ポットに2杯分入ってます。ミヨはショコラケーキに舌鼓

窓から、にぎやかな旧軽井沢の街並が見えます。旅の終わりに、ちょっとゆっくりできました。

、、、いや、まだ終わってないし。

あとはひたすら、帰ります。

夕方、ようやく我が家へ到着。

ダーリン、運転と優しさをありがとうおつかれさまでした。

ミヨも私も、楽しい旅ができました~

 

 


軽バン旅に出る~海を満喫~(2日目)

2011年08月09日 | お出かけ

熊には襲われませんでした。夕べの寝不足でフラフラしつつも、海へ向かいます

そこでU家と合流です。U家のケンジさん、ノブたんと、ダーリンは大学時代からのお友達。ちなみにケンジさんは木こりさん。ノブたんは福祉のお仕事をしています。ミヨより一つ年上のふたごの女の子、テルちゃん、ハルちゃんがいて、ミヨは二人のことが大、大、大好きなので、今日の日を首を長~くして待っていました。私も、山の中でシンプルに暮らすU家は、あこがれの存在。いつも会えるのが楽しみなのです。

浮き輪やボートを膨らまし、いざ海岸へ。この海岸、なんと砂浜ではなくて、小石で出来ているのです。歩く度にイテテテテ。今日は波もなく、ほんとに穏やかです。

子どもたちは大喜び。きれいな水底には、小魚も泳いでます。

U家が大きなスイカを持ってきてくれました。スイカ割り大会

いやいや、甘くて美味しかったです。

疲れを知らない子どもたち。ママたちは休んで、パパたちが相手をしてくれています、、、って、ダーリンは浮いてるだけじゃん!

さて、楽しい時間は過ぎ、U家は帰途につく時間です。

シャボン玉で遊ぶ三人。

今年も楽しかったね~

U家と別れ、我が家は今夜の寝ぐらを求めて出発です。

目的地は、新潟県上越市「南葉(なんば)高原キャンプ場」。南葉山をひたすら登ったところにあるんです。

じゃ~ん!どうです!今日は一戸建てに宿泊ですよ

ここには、テントで泊まれるエリアと、7棟のバンガローがあります。なんと

一泊¥3500。ロフトも付いてるんで、5~6人は寝泊まりできそう。

いったん山を下りて、門前町のおそばやさんで食事を済ませ、帰ってくると、広場で

キャンプファイヤー&花火大会が始まったところでした。

ミヨも花火ができて満足、満足。

 

おそば屋さんの若奥さんが、「あのキャンプ場は夜景がきれいで、この辺りのデートスポットなんですよ私も若いとき行きましたよ、うふふ、、」と教えてくれました。なるほど、見下ろす町の明かりがきれいです。遠くに打ち上げ花火もみえました。

コインシャワーでさっぱりし、夜はもう、快適に過ごしました。ミヨは「「もっといっぱい、とまりたい!」んですって。

 

なぜこんなに違和感なく快適だったのか、、ああ、ここ文化住宅と似てるからだ

 

 

 

 


軽バン旅に出る~日本海を目指せ~(一日目)

2011年08月08日 | お出かけ

毎年、お友達のU家と海水浴へ行きます

今年は日本海。新潟県は糸魚川の「ひすい海水浴場」へ行く事にしました。U家とは現地集合です。

ダーリンはどうしてもの時以外は、ゼッタイ高速道路を使いません。

よって今回も木曜の早朝に軽バンへ乗り込み、あとはひたすら野を越え山を越えて、海を目指します。

お腹が空いたので朝マック中。食べたらまたひたすらクネクネした山道を走ります。

十石峠を越えて、長野に出ました。地元の市場に寄り、見た事無いレトロな包装にソソられて、地元のパンを購入

 

お値段はなかなかですが、懐かしいチープな味わいがグー、、、矛盾を感じつつも幸せに完食

夕方になり、ようやく本日の宿泊予定地へ到着。ヒスイ峡キャンプ場です。

わきにある「高浪の池」には、四メートルにもなる大きな魚がいるんだとか。

 

大魚に乗った気分。

美しくも神秘的な趣きです。静かでいいところだなあ、、静かすぎるくらい、、、

何故なら、キャンプ場は受付時間終わってて、人がいなかったからでした

じゃ、この山のどこかで寝るか、みたいな。

 

とりあえず、いったん山を降りて、地元の道の駅で食事をし、温泉に入ります

みよはお風呂で三歳の男の子と仲良くなり、楽しそうにはしゃいでいます。

男の子のお母さんが「あの山、つい最近熊が出ましたよ」と、教えてくれました。

、、、、、

「死~に~た~く~な~い~っっ」

山には帰らず、海のそばで寝よう、ということに。ところが、、雪国新潟の夏をナメてはいけない。とぉっても蒸し暑いのです。軽バンの中はサウナ状態

「耐~え~ら~れ~な~い~っっ」

結局、夜中に山へ再び上り、キャンプ場の駐車場で、ようやく涼しく眠ったのでした

 

 


バイクで雨に降られると、、

2011年08月04日 | お出かけ

今日はダーリンと、カブに二人乗りして浦和のパルコへ行きました。『放射線の生物影響』というテーマの講演会を聴くためです。講師は崎山比早子さん。お医者さんであると同時に、長年原発への危機感を持って運動してこられた方です。

最近、いくつかのこのような講演やお医者さんの話を聴く機会がありましたが、危機感の程度は「もはや関東に住むべきではない」という人から「まったく問題ない。普通通りの暮らしで結構」という人まで様々。

でも必ず共通しているのは、

① 放射線は特に子どもへの影響が大きい。(成長段階のDNAを切断されると、再生がうまくいかない場合がある)

② 放射線に安全値はない。(つまり、ここまでなら被曝しても安全ですよ、とう境目が無い。発病の確率が、高くなるか低くなるかの差)

という二点です。

どのあたりで安心とするかは個人で違うと思います。国が言うように「ただちに」影響は出ませんが、だから「大丈夫」とは誰にも言えないわけで。うちはやはり、事故以前の法律で定められた、年間1ミリシーベルトまでを上限にしたいところです。

そのために気を付けていることは

なるべく空間の放射線量の高いところは避ける、特にミヨの食べるものは産地を選ぶ、雨になるべく濡れないようにする、と、こんなところでしょうか。

で、そんなこんなの帰り道、ものすごい雨に降られました、、被曝してんじゃん

で、途中の喫茶店で雨宿りです。

窓の外で、カブが濡れてます

それにしても、カブの燃費は驚異的です。ちっともガソリンが減りません。

ただ、恐がりの私は、乗ってる間生きた心地がしないんですけどね、、。

 

 

 


サーカス日和

2011年07月19日 | お出かけ

友人より、「国立ボリショイサーカス」の招待券をもらった我が家

台風近づく東京体育館へ行ってきました

指折り今日の日を楽しみにしていました。千駄ヶ谷に着くのが待ち遠しいミヨ。

大雨の中、たくさんのお客さんが集まってます。

席はアリーナの三列目。なんという贅沢

さて、以後は撮影禁止ですよ

中原中也の詩※を思い浮かべつつ、わくわくは最高潮

ファンファーレと共に、華やかにサーカスは始まりました。

ジャグリングに空中ブランコ、数々の離れ業に「きゃ~~っっ」と叫びつつ、人ってすごいなあ、と感心

動物のショーも盛りだくさん お家芸、熊さんのサーカスや、スタンダードプードルや馬のショーもすばらしい

とくに、猫のサーカスは、なんというか、可愛そうやら可笑しいやら。

猫が棒渡りするんだけど、もう必死でしがみついて渡ってるんで、周りに抜け毛が舞ってます。

しまいに、仰向けに寝かせて首を固定した猫の足に、両端に火の付いたバトンを乗っけて、それを猫が(恐怖心から?)狂ったように回転させるという、動物保護団体の人が見たら口から泡を吹くような芸まで、、。

大満足の拍手とともに、

二時間のショーは終了。ミヨも大喜びでした。

さて、せっかく東京に出てきたので、ここから神保町へ移動。実は婚約時代、私は神保町に住んでいて、思い出深い大好きな街なのです。

お目当てはここ、創業明治42年の洋食屋さん

『ランチョン』です。何しろ当時は他にレストランなどなく、「洋食屋」が通り名だったとか。

ランチセットは、大人気の名物のメンチカツ ボリュームたっぷり これで1000円。

 

せっかく神保町に来ましたので、本屋さんにも行きましょう。

一階は絵本専門店、二階は洋書の専門店、『BOOKHOUSE』です。

広い店内には可愛い絵本が所狭しと並んでいます。中央には、子どもたちがゆっくり本を見る事ができるコーナーも。この熊さんは、お膝に本を乗せると、絵本を読んでくれました。(女の人の声なので、この熊は♀のようです。)

帰りの電車は、みんなでぐっすりです 。楽しい一日でした。

※サーカス

幾時代かがありまして
茶色い戦争がありました

幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました

幾時代かがありまして
今夜此処でのひと盛り
今夜此処でのひと盛り

サーカス小屋は高い梁
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ

頭倒(さか)さに手を垂れて
汚れた木綿の屋根のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

それの近くの白い灯が
安値(やす)いリボンと息を吐き

観客様はみな鰯
咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

屋外(やがい)は真ッ暗 暗(くら)の暗(くら)
夜は劫々(こうこう)と更けまする
落下傘奴(らっかがさめ)のノスタルジアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

 

中原中也「山羊の歌」より

 

 

 


プール遊び

2011年07月18日 | お出かけ

あ~つ~い~

なぁ~んにもやる気しなぁ~~い

しかし、休日なので、どこかへお出かけせねば、、と思っていたところへ、友人の

サビーナさんからが。

ミヨと遊びに行ってきました

しばらくしてお出かけしていた、ご主人のターヘルさんと二人の男の子が帰宅(長男のハムジャくんとは同じ年の幼なじみ。次男のムアズくんとミヨは誕生日が同じなんです。)。

その手には、買ったばかりの巨大なビニールプールが、、。団地なのに、なんでそんなデッカいの買うかな、、。

それから、ターヘルさんとサビーナさんと私で、交代交代で必死に空気を入れ(自転車の空気入れなんで、口のサイズが合わなくて一苦労)、やっとの思いで膨らんだプールをベランダへ。

お昼に美味しい鶏肉のカレーをいただき、子どもたちはいざ、入水

ちょっと無謀かも、、ってことをやってても、なあんとなくうまく行く、というか、それなりに収まっちゃうのが、ターヘルさんたちのすごいところ。

二階のベランダから、バシャバシャ水をまき散らしながら、最高に楽しそうな子どもたち。←ただいま、一階は空室です ハムジャくんはサメで、ミヨは人魚姫だそうです、、。  その子どもたちに、ニコニコしながらリンゴやジュースをサービスするターヘルさん。

さんざん遊んで、唇が紫になったところで、水遊び終了。その後、手作りのプディングをいたきました。

いつも思うんだけど、ターヘルさんたちのおもてなしの心って、とっても暖かい

「今度は、朝からおいで。お父さんも一緒にね」と、笑顔でみんなに見送られながら帰ってきました。


みよ、友人に逢う。

2011年07月10日 | お出かけ

久々に、お友達のお宅を訪ねました

ターヘルさんご家族はバングラデシュ人。以前は我が家の目の前のアパートに住んでいらしたのですが、引っ越しのため、ちょっと遠くなってしまいました。

今年生まれのターヘラーちゃんです。か~わ~い~っていうか、び~じ~ん~

すでにうちのミヨより鼻が高いではないか

抱っこさせてもらって、ご機嫌のミヨです。

同じ年と、二つ年下の男の子が二人いるのですが、お昼寝の時間で爆睡中

敬虔なイスラム教徒であるご一家は、間もなく八月から「ラマダン」、つまり断食の期間が始まります。日の出から日没までは水も飲まないそうです。その代わり、夜中に起きて食事を取ります。

約ひと月の断食が終わると、お祝いにお友達を訪ねたり、招いたりして、美味しいお食事をいただき、楽しいひと時を過ごします。何故か我が家も、いつもご馳走してきただきます、、

真夏の断食は、私たちから見たら過酷とも思えますが、日頃の贅沢を戒め、貧しい人々に思いを向ける機会となる、大事な習慣なのです。

さて、ターヘル家を後にして、ミヨの本を買いにモールの本屋さんへ。

そこで偶然、仲良しのケビンと遭遇

この日、わが町は夏祭りの真っ最中。ケビンも「祭」のハッピを着ています

それぞれの夏を迎えるお友達が、またこのブログを読んでくださっている皆さんが、どうか元気で暑さを乗り切ることが出来ますように

 


雨の日の美術館

2011年06月20日 | お出かけ

しとしと雨の降り続く休日。こんな日は美術館へ行ってみるのだ

 

埼玉県立近代美術館です。

ミヨは美術館デビュー。「おれ、車で待ってていい?」というダーリンも説得。

お金を払って企画展を観よう、などと冒険はせず、ビギナーは常設展へと向かう

入場料は本日、大人100円。みよはタダ

小さい子はむしろ近代美術のほうが興味があるのではないか、と思ったのだが、、

ミヨはピカソ、ルオーら巨匠の前を0.1秒で通過

ロダンの彫刻をしばし見つめ、ルノワールの水浴する女性たちが、なぜ屋外なのに裸なのかを問い、

山本容子の版画を観て「これは赤ちゃんが描いたんだよ」と、するどい指摘をし(実際、甥っ子の落書きを作品に取り込んだものだった)、

一周10分ほどで絵画鑑賞終了

ま、いっか、、、

それにしても、日本の美術館って常設展がちょっと寂しいよなあ、、。

その後、埼玉県内のコンクール用の作品を展示した一般展をさらっと見て回る。

こちらは無料。

猫の写真に大喜びのミヨ

さて、ミヨとダーリンがいちばん喰い付いたのは、美術館内にあるショップ

たしかに、ミュージアムショップは面白いことが多いが、ここは子供向けのグッズの良品が充実。ハートのバッチ(ドイツの木工作品)をゲットしてご満悦のミヨ

 

やはり雨の帰り道。オブジェには目も留めず、小鳥に夢中だ。

神さまの作品には、かなわないのかもね。