ずいぶんクタクタになってますが、
私の蔵書、「赤毛のアン」です。
全10巻。
この本に関しては、私が語るまでもないでしょう。←(じゃあ、なんでブログに書いてんだよ、というアナタの意見は聞かなかったことにします)
思い入れの多い方がたくさんいらっしゃると思いますぅ。おお、「腹心の友」よ
万が一ご存じない方の為に、カンタンにご説明いたしますと、この本は、手違いによって老兄妹のところへやってきた、孤児の女の子アンをめぐるお話で、明るく素直でユニークなアンと個性豊かな周囲の人々が、当時のカナダ、プリンスエドワード島の豊かな自然と暮らしとともに、いきいきと描かれています。
友人のサーコは、「赤毛のアン」が好きすぎて、ついに仕事を辞めてプリンスエドワード島へ留学してしまったロマンチスト。
しかし、現在のP島は高齢化が進み、残念ながらギルバートはいなかったそうです、、。彼女は日本へ戻り、太川陽介(に、似てる男性)と結婚しました。
← 太川陽介
何人かの翻訳が出てますが、やはり私は昭和世代ですので、「村岡花子」氏の訳がしっくりきます。
確かに「継ぎ物」「崇拝者」など、「?」なワードも出て来ますが(「継ぎ物」→「パッチワーク」、「崇拝者」→「求愛者、恋人」の意)、マシュウの「そうさのう」という言い回しなど、もう絶妙としか言いようがないではないですか!
スピンオフの短編も素敵 私のお気に入りは、「アンの友達」に収録された、「めいめい自分の言葉で」と、「隔離された家」。
モンゴメリの鋭い人間観察力にうならされたり、ロマンチックでユーモラスなお話に、わくわくさせられたりします。
まだお読みでない方がいらっしゃいましたら、ぜひご一読くださいませ。
なんか私も久々に読み返したくなってきたぞ