粗碾き蕎麦の美味しさを求めて

地元箕輪町上古田産石臼碾き「信濃1号」が主体の蕎麦屋です。

蝶にも運

2012-06-08 11:30:09 | 釣り
ビーバーで草を刈っていると目の前に蜘蛛の巣に掛かってしまったのか一匹の蝶が不自然な動きをしていた。蜘蛛巣から逃れないでいるのだ。一瞬ではあるがビーバーを止めて蝶を逃がしてやろうと思った。でも、ビーバーは動いたまま、蜘蛛の巣が架かっている草を払った。

すると、蝶は少し勢いよく羽ばたいたと思ったら何処かえ飛んでいった。「あー、よかった」それにしても、運の良い蝶々だ。でも、自分でビーバーを止めて蝶を逃がしてやれなかったことに少しだけ恥じた。「何をそこまで」と思うが、この歳になって生き物に待する接し方が少し変わってきたように思う。

相も変わらず、堪えの日々続いている毎日。でも、嬉しいことも沢山降ってくるから不思議だ。

「人間万事塞翁が馬」何が良いのか、そして何が悪いのか、凡智には量りがたい。あるがままを素直に受け止めよう。

オクラⅡ

2012-05-26 11:59:19 | 釣り
昨日雨が降ったので家庭菜園の雑草も結構伸びていた。それらを草かきで取り除きオクラを見ると、やはり黄色くなった葉っぱが何枚も落ちていた。アブラムシは居なくなり、従って蟻んこも集っていないのに何故葉っぱが黄色くなり落ちてしまうのだろう。苗が買ってきた時より小さくなって成長していないように見える。

このところ遅霜や、朝の気温低下により、やられてしまったのだろうか?それにしてもオクラは難しいものだ。オクラだけでなく、里芋もねっから生長しない。里芋のみそ汁が好物だから毎年挑戦するが、どうも思ったように収穫できない。余所の畑の里芋畑は素晴らしいほどに葉っぱが大きく成長しているのに私の所はどうしてなのだろう。

土目が合わないのだろうか?栄養不足なのだろうか?自分なりに考えながら、少しでも良くなるよう精進していこう。

オクラ

2012-05-18 12:14:45 | 釣り
土が合わないのか、よく解らないが毎年オクラ作りには悩まされる。今年も先日植えたオクラの苗がアブラムシにやられたのか葉っぱが落ちてしまい、蟻が沢山集っていた。木酢液を何回も掛けていたが効かないようだ。

隣のMさんにそのことを話すと、それではということで殺虫剤をくれた。農薬はあまり使いたくはないが、毎年アブラムシにやられてしまい、悲しい思いをするので、思い切ってその殺虫剤を少量土に散布した。

1日おいてオクラを見に行くと、お見事。蟻んこが一匹もいない。これでオクラが生き返ってくれたら有り難い。

無農薬栽培は理想ではあるが、現実には大変難しい。「オクラ」一つとってもこれだから、専業農家の方々は大変なご苦労があることだろうと思う。

振る舞う

2012-05-07 11:17:28 | 釣り
先日も勝手口の扉が開き、哲学塾の先生がコシアブラを届けてくれた。早速、天麩羅にしていただいたが、なんといっても朝採り立ての山菜は風味抜群であった。なんといって表現すればいいのだろう。春の息吹イッパイ。この山菜の味は苦み、いや違う、渋みいや違う、えご味、何とも一言では言い表すことは出来ない。言語道断の複雑な美味しさだ。子供にはなかなかわからないと思う。自分もある程度の年になってこの味が解ってきたのだから。

この美味しい山菜を我々だけで楽しんでばかりではもったいないと、来るお客さんに出来る限りふるまった。採りたて、揚げたての山菜の天麩羅に皆さん大喜びであった。

清里の別荘から来られたとの3人さん。中年の男性であったがバイク3台でツーリングとのこと。とてもカッコよかったなァ。そしてコシアブラ、コゴミ、の天麩羅をサービスでお出しするととても喜んでいただき、帰りには「大満足でした」と言って帰られた。

いやいや、大満足させていただいたのはこちらの方ですよ。蕎麦屋をはじめてお客さんが喜んでいただくことが最高の喜びだから。


初音

2012-04-25 11:47:52 | 釣り
前日の睡眠不足と一燈への思わぬ多数のご来客による疲れが重なったのか、昨晩は嬉しいことに朝五時まで熟睡することができた。今年に入って初めての経験である。さらに嬉しいことに、その目覚めも「ウグイスの鳴き声」に因るものであった。

朝のソバ打ちも身体が軽く、心も晴れやかに、従ってお蕎麦も好い蕎麦を打つことができたと思っている。いつもこんな目覚めができれば嬉しいことだがそんなに甘くないのは今まで経験で判っている。

ウグイスの姿を見ようと目を凝らして見渡しては見たが、ついぞ確認することはできなかった。この時期渓流釣りに行ってもよくウグイスの鳴き声は聞くが、姿はあまり見たことはない。義姉さんにそれを言うと「あまり綺麗とは言えない」とのこと。

それにしても、今朝の目覚めは最高のプレゼントであった。感謝・感謝