20200502細水指

2020-05-04 12:38:31 | 道具

5月2日の 皐月①デ稽古で お客参加のお弟子さんから

細水指はどういうときに使うのですか?との質問がありました。

4ヶ所接続していると、なかなかゆっくり答えられません。

 

細水指は10月風炉の時期が終る晩秋に中置で用います。

風炉を畳幅中央に据えて、

水指は勝手付に置きますが、狭いので細い水指が良いのです。

濃茶の始め

五行棚で

水指の場所が更に狭いです。

大板で

薄茶で水指、茶碗・棗を運び出したところ

柄杓を蓋置に引いたところ

棗・茶杓を拝見に出したところ

 

過去の写真から細水指を捜していたら面白いけれど、

中置の説明を書くのではなかった。

 

細水指は中置で用います。

 

うちでは 桑小卓に

青竹色絵の細水指を用いています。

青竹は晩秋には使えません。

終りに柄杓・建水を荘ったところ

入子点総荘り

 

桑小卓は地板が矢筈で五月によく使います。

そこで、細水指は五月に使うのかなと疑問が生じたのかもしれません。

 

これは中々の傑作ですね。

(ペットボトルで出来ているとは思えない)

 

中置のときに使いましょう。

その頃は妙淑庵稽古再開していると思いたいですが、

軽いから持って来られますよね。

 

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