2020年5月
080さんが帛紗捌を折り紙で表しているのを見て思い付きました。
裏が白い広告の紙でいいです。
正方形にするために三角に折ります
余りは切らないで、
うしろに折り「わさ」にみなします。
帛紗は長方形(正方形*2)の布を二つに折り、三辺を縫います。
縫い目のない所を「わさ」と言います。
わさが持つ時、捌く時の目安になります。
捌き方
わさが右になるように
① 三角に構えます。
② 左の三本指を帛紗の前に出し、右手を水平にあげ、帛紗を縦にする
③左手で三折りにする
④左の親指を中心に二折りにする
⑤更に向うへ二折り
茶器を清めるときは
左手を離して右手だけで持ち
⑥左手で押して更に二折り
左手で茶器を持ち清める。
茶杓は ⑤ で清める。
あら、お茶がつました。
帛紗のどこで拭いているか印を付けましょう。
(本当の帛紗でシールを貼る方法もありますが)
「草」などと字が書けます。
この後は伝物なので写真を載せられません。
帛紗捌には真行草があります。
上記は「草」です。
中級以上の方は「真」「行」も捌いて印を付けて見ましょう。
上級の方は 下端の「草」も。
なるほどと面白い事が判ります。
ゑさんに「何でいろいろな捌き方をするのですか?」
と訊かれる前に先回りして答えました。
「真」「行」「草」と書いてみる。
別々の紙で
唐物 茶入① 茶杓② 茶杓③ 茶入④ と書いてみる。
台天目 茶入① 茶杓② 台③、、、、
盆点 、、、、
茶道経験のある方が入門してくると
遠慮して「平点前から」と言います。
帛紗のある所にお茶の跡が着いていると、あるお点前をしたと判ります。
(お主出来るな)
あるとき、例の所に跡のある入門者さんきました。
でも、それ程でもないのです。
単に帛紗捌を間違えていただけでした。
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