深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

涙を飲んでIEを使う

2006-03-23 17:54:04 | Weblog
愛用していたブラウザMozilla Firefox1.1にバグがあり、最新版1.5をインストールし直そうとしたらエラー終了。1.1をアンインストールして改めてインストールを試みるが、やはりエラー終了。エラーの原因も現在のところわからず、Firefoxはなくなってしまったので、涙を飲んでIE(Internet Explore)を使うことになったのだが、これがひどいシロモノで…

今でもIEはWindowsユーザの間で圧倒的なシェアを誇っているというが、みんなよく我慢して、こんなひどいソフトを使っているよなぁ、と感心するやら呆れるやら。とにかく、重い・遅い・機能がないの3拍子揃ったソフトで、使っていると無性に情けなくなる。

かつてのNetscapeと熾烈な「ブラウザ戦争」では、ヴァージョン3.xの時代にIEを、有料だったNetscapeNavigatorに対して、雑誌の付録CDに入れて無料で配ってシェアを伸ばす戦術に出、更に4.0で、アプリケーションでありながらOSと一体化させてしまう、という禁じ手を使ったことで、MS(マイクロソフト)の一人勝ちに終わった。その頃はIEも輝いていたが、Netscape消滅後は、ユーザの声を無視するように、機能追加も(セキュリティに関する部分は除いて)バグ修正もしなくなってしまった(何しろ、MS(マイクロソフト)がIEには多額のカネをつぎ込んだが、IE自体はカネを生まない構造を作り出してしまったのだから)。結果として、IEは全く時代から取り残されてしまう(この当たりは、一党独裁化した社会主義国家が、国家としては停滞に向かいながら、国民に対してはどんどん強圧的になっていくのと、よく似ている)。

それでもIEがトップシェアの座にある理由は、OSに最初から組み込んでおくことで、「機能の低いソフトでも、最初から入っていればユーザはそれを使うものだ」という、MSのユーザへの刷り込み/洗脳戦略が狙い通りの効果を上げていることの証明にほかならない。それは「OSと同じ会社が作っているから、他社の製品よりOSとの親和性が高い」などという、何の根拠もない”神話”によって、MSのオフィス・スイートであるMS Officeが、同種のオフィス・スイートを蹴散らして圧倒的なシェアを取るようになったこととも重なる。もちろん、MS OfficeはWord、Excelといった単体としても、オフィス・スイートとしても、決して使いやすくも、高品質でもない(高機能であることは、私も認める。ただし、その機能のほとんどは、全く不要なものだ)。

…話がそれてしまったが、とにかくIEはヒドイ。いっそのことOperaを入れるか、最悪でもSleipnirにしようと思う。MSに洗脳されてしまう前に。

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