BAR SR

ある時はSRのガレージ、ある時は小皿料理やお酒を楽しめる、小さく狭いからこそ居心地のいい空間を時々開店します。

新しくて古いバイク

2013年01月31日 22時27分54秒 | BAR SR plus
このブログタイトルにもあるSRだけれど、35th Anniversary Editionが2月14日より
期間限定で発売されることになったのは、ご存知の方も多いだろう。
誕生年は1978年、今回「ロングセラーとなった感謝として」標準モデルより
4万2000円安い53万5500円で発売されるようだ。
特徴は、、、

・専用ボディーカラー「ダークグレイッシュグリーンメタリック」
・ブラウン系ツートンカラーシート
・記念ロゴ入りブラック文字盤のメーター
・ガソリンタンク側面のゴールドYAMAHAロゴ

記念モデルが発売されるだろうとは思っていたが、感謝価格・期間展開は予想外。
手間のかかる/貴重なパーツでまとう、台数限定と思っていたのだから。
一方で、SRの購入を考えている方には朗報であり、注目すべき選択肢だろう。
50万円以上もする大きな買い物を決断する上で、4万2000円の心遣いは嬉しい。
しかし、販売台数向上の価格策とするメーカー営業部の思惑という気がしないわけではない。
もしも…を考えてたところで仕方ないかもしれないけれど、500CCの排気量で、
赤色系ボディーカラーだとしたら、きっと、かなり欲しい…。

とあるファッション系のレポートで「古く・正しく・美しく」と題し、傾向について書かれていた。
要約すると、今売られていないモノを買うことで、トレンド性を無視しようとする動きのことで、
新しいものはアッという間に古くなるのに対し、はじめから古いものはむしろ新鮮との考え。
ただし、選択する人のセンスは大いに問われ、また、とっても高価な場合が多かったりもする。

たとえば昨年の価格…バイクの場合…80年代モデルCBX400は当時の新車価格の
約3倍:150万円の値が付いたようだ。
センスだけでなく、経済力も求められるとなれば、なかなかたいへんだ~。
そんな中、SRは35周年!新品で古いものが買える!のだ。ぐる~っと周りを見ても、
SR以外にはない、と思う。それだけでも貴重だが、Anniversary Editionであり、
心遣い価格とくればもう。。。YAMAHAってすごい会社だなとつくづく思う。
あえて一言、安さじゃなく「コダワリと希少性が眩しい」記念モデルが見たかった。

画像は宇治茶の産地、SRツーリングでたまたまバイクを止めたところで撮影した。




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