OCCTOが9日、2020年8月末時点の各電力会社が申請したスイッチング開始申請数の累計を公表しました。(気づくのが遅くなりました。)
全国で8月中に38万8000件の新たなスイッチング申請があったようです。先月は43万200件でしたので4万2200件の大幅減です。全国合計では1767万2200件になりました。
東京電力管内だけでは7月末で837万2000件だったものが8月末では859万9700件と8月中に16万7700件増えています。7月は23万3600件増でしたから6万5000件マイナスとなりました。再びペースが落ちたようです。
東京だけで全国合計の48.3%で先月より0.1P減。全国の8月増加数の43.2%で11.1P downでした。8月は再びコロナ禍の影響が出たのでしょうか?全国の電灯契約口数を6561.2万件(注)とするとスイッチング済の割合は26.9%ほどになります。(注) 2017年版電気事業便覧の2016年度電灯契約口数データより
最近テレビ広告で「みなさん電気代も節約できるのになぜスイッチングしないの?」とか言ってますが、全国でまだ3割にも満たないスイッチング累計数です。手元に電気料金の通知票を置いて気に入った新電力にネットで1回手続きするだけで済む簡単さなんですが・・・当方のように買電量が少ない場合でも毎月500円ほど年間では6000円ほど安くなっています。
東京電力さんの販売電力量は省電力やスイッチングで年々減少するので2019年以降公表したがらない(ネット検索で見つからない)状況です。