「太陽光発電協会は2018年9月に発生した北海道地震に伴う大規模停電で、住宅太陽光発電の自立運転機能がどれほど活用されたなどを調査。約85%が自立運転機能を利用し「停電時に有効に活用できた」との声が寄せられたという。(中略)
アンケートの結果によると、蓄電機能を併設していない太陽光発電システムのみを導入しているユーザーでは、自立運転機能を利用した件数(利用率)は85%(428件のうち364件)にのぼったという。」10/30付けスマートジャパン 太陽光:「北海道地震による大停電、85%の住宅太陽光ユーザーが自立運転を活用」より
宅内の電気工事以外に停電の経験がないので自立運転機能の利用は1,2回しかありません。自立運転時には消費量が発電量を超えない様に配慮しますが、消費量が発電量を上回った場合にはどうなるのか?何れにしても発電量と消費量がバランスしない状況で使う事になります。発電品質(電圧変動・周波数変動)を下げない工夫がパワコン内にあるのでしょうか?
電力会社では需給バランスが崩れる場合にはタービン・発電機を守る為に強制的に解列させる事になっているそうです。住宅用太陽光発電では発電が消費を上回るアンバランス状態でも発電を継続できるのは、電力会社ではタービンの回転力で発電機を回すのに対して太陽光発電は回転メカ機構を持たず電子回路だけで発電・制御するので需給アンバランスを吸収できるのでしょうか?
HIT210(4.2kW)の発電データ
10月30日(火)晴れ
太陽光発電量 23.2kWh
エネファーム発電量(自動発電) 8.7kWh
W発電量 31.9kWh
売電量 22.4kWh
買電量 1.1kWh
W発電自給率 303.8%
発電設備利用率 27.1%
日照時間 9.9h
連系以来 3365日(9年78日)