OCCTOが5月12日、2021年4月末時点の各電力会社が申請したスイッチング開始申請数の累計を公表しました。
全国で4月中に34万6300件の新たなスイッチング申請があったようです。先月は43万2900件でしたので8万6600件減となりました。全国合計では2070万1900件になりました。年度末の調整の影響でしょうか8万6600件減と異常な減り方になっています。
東京電力管内だけでは3月末で966万8500件だったものが4月末では980万3100件と4月中に13万4600件増えています。3月は16万9900件増でしたから3万5300件減でした。東京以外も減少幅が大きくなっています。
東京だけで全国合計の47.4%で先月より0.1P減、全国の4月増加数の38.9%で-0.3P減でした。全国の電灯契約口数を5564.5万件(注)とするとスイッチング済の割合は37.2%まで伸びました。(注) 2020年版電気事業便覧の2019年度電灯契約口数データより