2021年7月の発電データ
HIT210パネル容量 4.2kW 南面30度 パワコン出力容量 4.0kW (2009年8月13日連系開始)
Panasonic エネファーム 最大出力700W (2018年5月10日使用開始)
(AiSEGの積算値)
太陽光発電量 450kWh
エネファーム発電量 138kWh
ダブル発電量 588kWh
消費量 439kWh
売電量 154kWh
買電量 5.0kWh
日照時間 189.5h
太陽光設備利用率 450kWh/(4.2kWx24hx31days)=14.4% (低い)
エネファーム設備利用率 138kWh/(0.7kWx24hx31days)=26.5%(低め)
太陽光定格発電時間 450kWh/4kW(パワコン出力)=112.5h (31日間:744時間にパワコン出力フルで112.5時間発電したと見なせる指標。)
7月月間W発電自給率 588/439=133.9%
(消費量439WhにはPHV充電量82kWhが含まれているので実質宅内消費量は357kWh。その場合のW発電自給率は588/357=164.7%になる。)
累計自給率(太陽光発電のみ) 67515/55420=121.8% (連系以来4370日:11年と352日間の累計 先月に比べて-0.2pでした。)
過去8年間の7月分太陽光発電実績と比較してみます。
2018年5月以降の発電量~自給率データはダブル発電ベースの値(太字)になります。
年 月 発電量 消費量 売電量 買電量 自給率 日照時間
2021年7月 588kWh 439kWh 153kWh 5.0kWh 164.7% 189.5h
2020年7月 449 305 223 80 147.2% 61.2h
2019年7月 536 305 307 76 176% 97.2h
2018年7月 725 402 393 70 181% 258.7h
2017年7月 538 364 371 196 148% 224.6h
2016年7月 458 317 313 172 145% 169.2h
2015年7月 486 439 287 240 111% 204.8h
2014年7月 500 421 314 235 119% 197.5h
2013年7月 493 485 290 275 102% 176.8h
備考 横浜市泉区 横浜地方気象台
水道水の温度が高く短時間の発電で60℃を超えるので満タンになり易くEF発電量が少ない傾向が続きます。タンク容量を大きく出来ないなら発電を80℃位まで継続できるようにして発電時間を伸ばす改善が欲しいところです。もちろん貯湯タンクの断熱性能を上げる必要もありますが。
毎月数kWhの買電量が出るのは太陽光発電が短時間に大きく上下する夜明けや悪天候の時間帯に蓄電池の充放電を制御するゲートウェイ内の制御回路の充電・放電切替えタイムラグが生じる事で、短時間ながら系統からの買電が発生してしまう現象が原因のようです。これがある限り系統と繋ぎながら買電をゼロにする事は出来ないようです。
2018年5月のEF導入でガクッと下がった購入量が2020年11月導入の蓄電池の効果でほとんどZEROになっています。自家消費電力状況は変わっていませんのでEF発電量の分を購入しなくなった事と、夜間電力を蓄電池で賄う事で購入しなくなった結果です。蓄電池(Powerwall)を導入してZEHの実現を目指しましがどうしても若干の買電は残るようです。買電ゼロを実現するにはオフグリッド(系統電力網からの切断)が必要ですがその場合は売電が出来なくなるデメリットがあります。
基本料金が無いLooopでんきさんには僅かな買電しかしない顧客で大変申し訳ないのですが、ペーパーレスやカード支払いなど徹底的なオンライン化で顧客管理料を最小化しておられるのでこんな顧客も何とかお許し頂きたいと思います。