風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

発電データ4607

2022年03月26日 | デイリー自家発電

SANYO HIT(4.2kW)の発電データ
3月25日(金)晴れ
太陽光発電量             25.0kWh 
EF発電量                  6.3kWh
W発電量               31.3kWh 
消費量                    19.0kWh*
売電量                      12.7kWh  
買電量                     0.4kWh
W発電自給率            164.7%
W設備利用率             26.6%
日照時間              10.9h
*PW充電量3.1kWhとPHV充電量9.6kWhを含む。
連系以来 4607日(12年224日)

 

3月22日の東電の電力逼迫が回避出来たのは9つある揚水式発電所が持つ最大768万kWの電力だったようです。この揚水式発電所は太陽光発電などの余剰電力で揚水して置き、電力不足時にこの溜めた水を使って発電し不足電力を賄う働きがあります。(東電の説明では需要の少ない夜間電力で揚水するとしています。これは以前は出力調整が得意でない原発の夜間電力を使って揚水していたと言う事で現在原発が稼働していない東電ではその必要はなく、太陽光発電量が多い昼間に揚水しておいて電力不足に備える運用ができます。)
 つまり、太陽光発電の電力をためる超大容量のバッテリーになります。太陽光発電出力は天候により変動するので専用バッテリーを新たに設置するコストが掛かると言われますが、発電し過ぎた電力を揚水式発電所の水を揚げる電力に使う事でバッテリーと同じ働きが追加コストなしで実現出来るのです。
 一部に今回の電力逼迫に便乗して原発の再稼働必要論を持ち出そうとする動きがありますが、悪乗りです。現状の太陽光発電など自然エネルギー発電電力と揚水式発電所のコンビで電力不足危機が回避できることを実証したのですから、今後の進むべき道は揚水式発電所の強化(既存水力発電所を揚水式に改変なども含む)と再生可能エネルギー発電の推進であり、地震や津波で取り返しのつかない事故を起こしかねない原発の再稼働ではない事は明らかです。

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発電データ4606

2022年03月25日 | デイリー自家発電

SANYO HIT(4.2kW)の発電データ
3月24日(木)晴れ
太陽光発電量             26.1kWh 
EF発電量                  5.7kWh
W発電量               31.8kWh 
消費量                    16.3kWh*
売電量                      15.6kWh  
買電量                     0.1kWh
W発電自給率            195.1%
W設備利用率             27.0%
日照時間              11.2h
*PW充電量1.8kWhとPHV充電量8.3kWhを含む。
連系以来 4606日(12年223日)

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発電データ4605

2022年03月24日 | デイリー自家発電

SANYO HIT(4.2kW)の発電データ
3月23日(水)晴れ
太陽光発電量             19.4kWh 
EF発電量                  6.4kWh
W発電量               25.8kWh 
消費量                    19.7kWh*
売電量                        6.3kWh  
買電量                      0.1kWh
W発電自給率             131.0%
W設備利用率              21.9%
日照時間               6.8h
*PW充電量11.9kWhとPHV充電量0.0kWhを含む。
連系以来 4605日(12年222日)

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発電データ4604

2022年03月23日 | デイリー自家発電

SANYO HIT(4.2kW)の発電データ
3月22日(火)雨
太陽光発電量               3.0kWh 
EF発電量                   5.7kWh
W発電量                 8.7kWh 
消費量                       8.8kWh*
売電量                        0.1kWh  
買電量                      0.3kWh
W発電自給率              98.9%
W設備利用率                7.4%
日照時間               0.0h
*PW充電量2.0kWhとPHV充電量0.0kWhを含む。
連系以来 4604日(12年221日)

 

 

 

 

2022/03/23 9時台 93%

日の需要予測は昨日同様節電が行われると想定して低めになっており、昨日のように供給力を上回ると言う事は起こりそうにありません。太陽光発電は昨日より断然多い1258万kWもあり使用量の28%を賄っています。100万kW級の原発12基分以上の発電量です。天候が悪かった昨日は11時頃のピークで170万kW程度でした。それでも原発1.7基分です。頼もしい電源になっています。

この「需要ピーク時供給力」には稼働中の火力発電、水力発電以外に何を算入しているのでしょうか? 昨日は揚水発電が追加されて停電を免れたらしいですが、今日の供給力には揚水発電は入っているのでしょうか?

 揚水発電の説明

この説明では本日の22時まで発電させると発電可能量の23%までダムの水量が減ると読めます。現時点で水を落として発電していると言う事でしょうか?

東電は複数の揚水発電所を使っています(東電HPでは4県に9か所で総出力767.8万kWとあります)ので、この説明は各揚水発電所の合計水量を指していると思われますが、実際水を落として発電している発電所は幾つあり、現時点でどれくらいの揚水発電所由来の電力が「需要ピーク時供給力」に算入されているのか、追加で発電できる電力は何万kW程度あるのかなどは公表されていません。

スタンバイ電源(使えるが未稼働の揚水発電や火力発電、他社からの融通受電予定電力)も含めた電力がすべて「需要ピーク時供給力」に入っていれば107%でも停電せずに済むと言ったおかしなことにはなりません。各時点でのリアルな最大供給力が示されていれば実績値が増えて100%になれば必ず停電すると判断して90%を超えた時点で誰もが直ちに節電に努める事になります。今回のように良く分からないマージンがあるようだとなれば”様子見”になってしまいます。

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発電データ4603

2022年03月22日 | デイリー自家発電

SANYO HIT(4.2kW)の発電データ
3月21日(月)曇り晴れ間
太陽光発電量              20.2kWh 
EF発電量                   8.4kWh
W発電量                28.6kWh 
消費量                     18.7kWh*
売電量                       10.0kWh  
買電量                      0.1kWh
W発電自給率             152.9%
W設備利用率              24.3%
日照時間              5.1h
*PW充電量x.xkWhとPHV充電量7.8kWhを含む。
連系以来 4603日(12年220日)

2022年3月22日午前9時 97%  (10時更新)

同上 午前10時 101% (11時更新)

 この前の地震で発電所が停止した際に東電は不足する供給電力量に応じたエリアだけ強制停電させるシステムを持っている事が分かった。今日の節電呼びかけで多分受給バランスの破綻は回避されるでしょうが、もし供給電力不足になりそうになればこのシステムで一部のエリアを強制停電させて大規模停電は避けられると思われます。
 この節電呼びかけを「だから原発の再稼働が必要」の議論に利用しないで欲しいですね。今日のような雨の日で日照時間が少なくても東電さんに供給される太陽光発電量は154万kWh (3%)もあります。11時更新データでは太陽光発電は170万kWに増えています。

同上 午後1時台 106%!(14時更新)

 節電呼びかけの効果はほぼ無いらしく東電が予想した電力需要グラフに沿って推移し、13時台には何と106%となっている。

 13時台の供給力4253万kWと現在の実績値4531万kWの間には278万kWもの供給量不足がある事になりますが停電が発生したと言うニュースは無いようです。太陽光発電や他電力から電力供給を受けて何とか綱渡り出来ているのでしょうか。この予想で行くと18時頃に最も大きな需給ギャップの時間を迎える事になりそうです。15時以降は太陽光発電は無くなりますので他電力から非常に大きな需給ギャップを埋めるだけの電力融通を受けられるでしょうか?

 同上 18時台 92%(19時更新)

15時以降に何故か供給力が大幅に増えている。14時頃からようやく節電効果が出た事と相まって92%まで下がって停電は回避された。

「供給力」の中身について説明が無いので15時以降に増えた要因が自前発電所の追加稼働によるものか、他社からの融通電力を加えたものなのか良く分からない。

106%でも部分エリア停電をせずに済んだ理由が不明。「供給力」に融通を受けている電力量を加えないで106%とし危機感を煽ったのか?

こんな公表の仕方をしていたら、次回から「な~んだ、100%超えても停電しないんだ~」と思われて危機感が薄れるかも。

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