鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

ただいまでーす②

2011-05-04 14:37:06 | 日記
夕食、は簡単でもいいし食べにいってもいいしと
母と話していたのだけど、父があまり外食好きではないので
家で食べることに。
なーんにもしなくていい、お弁当買ってきて皆で食べようよと
言ってはみても相手は年寄り。昔の人は客が来たら
全力でもてなす事を考えますな。

天麩羅と茶碗蒸しとお寿司があって、熱燗がありました。



北海道の人の茶碗蒸しはだいたい甘い。
栗の甘露煮を銀杏の代わりに使うのと、その甘露煮のつゆを
卵やだしの液に混ぜるので、甘くなります。
シイタケやみつば、鶏肉なども入っているのに甘いから
道外の人は気持ち悪いとおっしゃいますが
子供のころから食べているあたいは、これが好物です。
茶碗蒸しほじくって中から銀杏出てきたらガッカリするもの。

父と熱燗飲みながら話すのも久しぶり。
毎回帰省のたびに「皇潤ってどうなんだ」という質問が来る。
「そんなに気になるなら買って贈るけど?」といっても
「いやいや、そんなんじゃないけど」と否定する(笑)。
今使っているPCをそのまま使い続けたいが壊れてきてるという話を聞き
「新しいの買ったらスカイプしようよ」と言っても
「スカイプなんて使って八千草薫さんに”皇潤どうですか”って聞いても
 しょうがないだろ」と返ってくる。
だめだ、マジで買ってやらないと(笑)。
どんな話をしても「皇潤」に戻ってきちゃうんだもん。

ほんとは朝から行って夜返ってくる日帰りコースを考えていたのだけど
仕事も入ってたし、酒飲みの父が誰かと飲みたいだろうなと思い
1泊コースにしました。一緒にお酒飲めて良かった。
父は一生懸命おどけて話を面白くしてたけど、そんなことしなくても
十分天然で面白い人なのだけどな。
気を使って沢山話をしてくれて有難う。
母は下戸なので、朝やお昼に話をする程度。
夜はあまり遅くまで起きてると、老人なので機嫌が悪くなります。
だんだん意志の疎通がならなくなってきた時間に就寝。
これが上手く行く秘訣だと最近判りました(笑)。

実家で寝てたら、死んだ愛猫「ソロぴん」が夢に出てきました。
まーよく喋ってた。けど猫語判らず。元気そうでなにより。

帰りはなんとなくワイワイと。天麩羅もってけだの
鮭もってけだの(笑)。小分けにして冷凍しておいてくれた模様。
こういうのって有難いんだよねえ。天麩羅、家ではしないから。
どんぶり弁当箱の時に卵でとじて持ってこうかな!とわくわく。

年金暮らしの老人2人。
そこそこ友達はいるけど、やっぱ帰れる時に帰って良かったと
2人の笑顔を見て心底思ったのでした。
ご両親、ありがとね。
家に帰って早速オーダーしたからね、皇潤(笑)。
届くの待ってて。

札幌に帰ってきたら、家の近所がそこはかとなく春。





あいにくの小雨で写り悪いけども
確実に春は来たのだねと思いましたわ。
昨日、実家では雪降ってたらしいんだけどね。
めちゃくちゃや、北海道。

さて、今晩は飲み会です。
支度して行ってくるわー。


ただいまでーす①

2011-05-04 14:23:22 | 日記
行って来ました、帰省。
若干中途半端なフライトでございましたので
お昼を食べよう!と思いお弁当を空港で探します。
「空弁♪空弁♪」と探していたら佐藤水産の文字。
佐藤水産。ここの海産物、美味しいです。特にこまい(お魚です)。
そこから出してるおにぎりがあったので
「わーいわーい」と購入。



2個入りかと思ったらこれで1個だった。
イクラと鮭のほぐし身が入っておりました。
具がしょっぱいかったな。
相当疲れたときでないと、これは塩辛いと思う。

使ったのはJALなんだけど(JALしかカード持ってないし)
このたび飛行機を見て「うわ、ちっさ。」とか思いました。
なんだっけ。ジェットバスみたいな、個人用の飛行機みたいな。



利用客が少ないのかな。便があるだけまだ有難いね。
新千歳空港から飛んで40分くらいで到着。早いわー。
JRなら5時間かかるのにね(笑)。
金さえあれば飛行機やっぱ無敵だよ。

空港についたら、父がウロウロしていた。
子供のころから見慣れた背中なので、こっちは眼鏡なくても
すぐ判ったのだが、近づいて父が振り向いても反応が薄い。
あたいが笑顔だったので、父も「?」って顔で笑顔で返す。
知らない人にも愛想を良くしてみたようだ(笑)。
「お父さんっ!?」というと
「なんだお前か」
我がの娘の顔忘れんなよ!と笑いながら父の車に乗り込む。
さっそく帰って母に報告(笑)。
<つづきます>