福島心疾患治療談話会の発表で福島市に行ってきました研修医名取です。
突然のピンチヒッターだったのでなんとか無事に発表することができてほっとしています。
ブログは書けていませんがきちんと研修していますよ。
ところで間が空いてしまったのですが前回のホラー話を書いておこうと思います。
福島市から相馬市に帰るには国道115号線という国道を通ります。
山道で曲がりくねってはいますがしっかりとした国道で福島-相馬間の最短の交通路です。
そうなのですが、段々違う帰り道も知りたいなと思っていたところでした。
前回の郡山からの帰り道、ふと全村避難で有名な飯舘村を経由して、つまり福島と南相馬を結ぶ県道12号を経由して相馬市に帰ることをおもいつきました。
飯舘村は今も住民はいませんが立ち入りは可能ですし村の主要な道路は車が行きかっているためふつうは心配は要りません。
ところが飯舘村にかかったところでちょうど日が暮れてしまいました。
そしてカーナビは村の主要道路ではなく最短ルートである側道へ誘うよう指し示しています。
主要道路を進むべきか……脇道に入るべきか。
……脇道に入ったのが間違いでした。
少し進むと街灯が消え自分の車以外の光がなくなりました。
人っ子一人いない暗闇に沈んだ家々。
静寂の村を単独走行……。
濃い霧も出てきます。
ああ、昔こういうホラーゲームをやったなと思い出します。
そういう場合に限って闇の真ん中に道を遮るように物が落ちているものです。
……仕方なく車を停めます…。
ヘッドライトに照らされた物体はむくりと起き上がり暗闇に消えていきました。
あれはなんだったのか…。
そしてふとカーナビを見ると「クビカケ森」という文字。
「…首…掛け…森?」
選択を間違えた……と思いながら孤独の暗闇を走り抜けました。
人が住んでいた村をこんな静寂の村にしてしまったことは本当に罪深いことと思います。
この思いは今現在の福島県沿岸部を選ばないと得られない感覚です。
というわけで前回の郡山からの帰相は怖い思いをしながら帰ってきました。
しかし今回の福島からの帰りも懲りずにまた異なった道路を選んだところ、また恐怖を感じながら帰ってきました……。
次回のブログは深夜のどしゃぶり国道349号線です。
………嘘です。
今回もブログを読んでいただきありがとうございました。
突然のピンチヒッターだったのでなんとか無事に発表することができてほっとしています。
ブログは書けていませんがきちんと研修していますよ。
ところで間が空いてしまったのですが前回のホラー話を書いておこうと思います。
福島市から相馬市に帰るには国道115号線という国道を通ります。
山道で曲がりくねってはいますがしっかりとした国道で福島-相馬間の最短の交通路です。
そうなのですが、段々違う帰り道も知りたいなと思っていたところでした。
前回の郡山からの帰り道、ふと全村避難で有名な飯舘村を経由して、つまり福島と南相馬を結ぶ県道12号を経由して相馬市に帰ることをおもいつきました。
飯舘村は今も住民はいませんが立ち入りは可能ですし村の主要な道路は車が行きかっているためふつうは心配は要りません。
ところが飯舘村にかかったところでちょうど日が暮れてしまいました。
そしてカーナビは村の主要道路ではなく最短ルートである側道へ誘うよう指し示しています。
主要道路を進むべきか……脇道に入るべきか。
……脇道に入ったのが間違いでした。
少し進むと街灯が消え自分の車以外の光がなくなりました。
人っ子一人いない暗闇に沈んだ家々。
静寂の村を単独走行……。
濃い霧も出てきます。
ああ、昔こういうホラーゲームをやったなと思い出します。
そういう場合に限って闇の真ん中に道を遮るように物が落ちているものです。
……仕方なく車を停めます…。
ヘッドライトに照らされた物体はむくりと起き上がり暗闇に消えていきました。
あれはなんだったのか…。
そしてふとカーナビを見ると「クビカケ森」という文字。
「…首…掛け…森?」
選択を間違えた……と思いながら孤独の暗闇を走り抜けました。
人が住んでいた村をこんな静寂の村にしてしまったことは本当に罪深いことと思います。
この思いは今現在の福島県沿岸部を選ばないと得られない感覚です。
というわけで前回の郡山からの帰相は怖い思いをしながら帰ってきました。
しかし今回の福島からの帰りも懲りずにまた異なった道路を選んだところ、また恐怖を感じながら帰ってきました……。
次回のブログは深夜のどしゃぶり国道349号線です。
………嘘です。
今回もブログを読んでいただきありがとうございました。