皆さんはじめまして。研修医1年目のKと申します。(個人情報保護の観点から以後イニシャルのみとさせて頂きます)
4月は時が目まぐるしく回り気づけば元号が変わる前日となっていました。
遅ればせながら自己紹介をさせていただきます。
僕はもともと群馬県出身でして、大学入学に合わせて福島に来ました。
こちらに来る前に住んでていたところは広大な関東平野の望むだだっぴろい平坦な場所でして自転車があればどこへでも行けそうな雰囲気を醸し出しています。住めば都といいますが、夏は頭おかしくなるほど暑いですし雷が多いです。そして冬は乾燥した風がほぼ毎日毎時間強く吹きすさびます。
というのも、北に臨む赤城山・榛名山・妙義山という群馬の三名山があるのですが、この過酷()な気候にその山がどうも悪さをしているらしいです。
雷の発生には強い上昇気流が必要でしてその気流を生むのが山地で温められた空気であると。冬の乾燥は山向こうの湿った空気が山越えをする際に大量の雪をもたらす結果、群馬には乾いた風がくるというわけです。
群馬というと何かと「グンマー」と呼ばれますが、気候環境だけで言えば相当なものかもしれません(笑)
群馬の名産は?と聞かれると、「きゃべつ……こんにゃく……」と言うわけにもいかないので僕は「ハラダのラスクと焼きまんじゅう」と答えます。
ラスクは結構有名になりまして群馬に似つかわしくないような洒脱なもので保存もききます。そして焼きまんじゅうとは何ぞや、と思われるかもしれないですね。これは皆さんがよく想像するようなまんじゅうをただ焼くわけではありません。もちもちとした小麦のパンのような生地を4つほど竹串に刺してじっくりと炭火で焼きます。こんがりと焼けたところに甘じょっぱい味噌ダレを目いっぱいつけて完成です。
一口で頬張るって食べるのが通のようで柔らかな触感と炭火焼きの香ばしさ、あの味を一度食べたらヤミツキになること間違いなしです。
ですのでもし群馬を訪れることがありましたら一度ご賞味してみてください。群馬には草津や伊香保といった温泉もありますからね。
と、群馬のことしか話してないですね。僕自身についてはまた後程……。
まだまだ相馬に詳しくない若輩者ですが、この地この場所で研修できることを嬉しく思います。