公立相馬総合病院の研修医のブログ

被災地医療を支える公立相馬総合病院
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まだ桜が咲いていることに心底びっくり

2016年04月17日 | 日記
うどん県生まれの研修医、濱近です。
ちなみにタイトルと本文は全く無関係です。


いきなりですが、前職は力士、ではなくてNHKのディレクターでした。
辞めて、医学部に入り直した年に、東日本大震災が起きました。


そのまま勤めていれば何らかの形で報道に関わっていたかなという気持ち、
医学部1年生で、医療人としては全く役に立たない不甲斐なさ、
震災時、普通なら働き盛りの35歳でしたので、何とも無力な自分の立ち位置が気持ち悪くて、
悶々としても全く仕方ないんですが、情けなくて悶々としました。


今日病棟をうろうろしていると、病院スタッフや入院患者さんが熊本の大地震について、
震災の時はお世話になったからね、と、話されているのが印象的でした。

僕自身は、月並みですが、身近に災害が起きた時にちゃんと仕事ができる医師にならなければと、改めて思い直しました。
災害はいつどこで起こるかわかりませんので、実力のない研修医としては、
とにかく基本的なトレーニングを積んでおく他に、やることはないだろうと思います。


写真はうちの次男ネコ、みゅーすけ7歳です。
子猫は普通みゃーみゃーと鳴くのですがこの子はア行が苦手で、
「みゅいーみゅいー」みたいな感じだったので、みゅーすけです。
ネコとしてそれでいいのか!と言いたくなるくらい人懐っこいです。


余談ですが岡山大学での学生実習中、泌尿器科を回った初日の朝、
ネコ3匹の年齢、性別、名前を全て言わされて、それを先生がメモに取っていたのですが、
今考えてもあの先生がなんで「みゅーすけ オス 5歳」とメモしていたのか、深い謎のままです。

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