さて、新幹線で台北駅に到着。
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ツアーなので、バスに乗り換え、総統府を車窓から眺めながら中正記念堂を見学。前回の訪問の時、時間が合わず見過ごしていた「衛兵の交代式」を間近で目にしました。
<総統府>
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<中正記念堂 衛兵の交代式>
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その後、格安ツアーお決まりですが、民芸店で50分の買い物時間。
今回のクラブツーリズムさんのツアー … フライトはエコノミーなものの、現地でのリッチなホテル、乗りごこちのいいVIPバス、台湾新幹線の利用という要素で選ばせていただきました。ただ、台北で3回、高雄で1回の半強制的な買い物が組まれていました。台北は「お茶屋」と「民芸店」、そして「免税店」、高雄では「翡翠」のお店といった具合でした。パンフレットには「決して強制するものではありません」と書いてありますが、一度店内に入ると、外に出ようとしても、店員さんが「まだ時間で無いですよ~」と優しく行く手をさえぎります。同じ(?)お茶でも市街のお店で買うのに比べて数倍は値段が違うと思います。
(※参考までに、よく利用する「ANA」のツアーは「お土産物屋さんには立ち寄りません」がセールスポイントです)
この時の民芸店は、場所でいうと、MRT「中山駅」の一つ南の通りを東へ500mぐらい行ったところでした。買い物せずに、表に出て、周囲を眺めると、意外と台湾的な街並みです。
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そして、ふと通りの向かいを見ると、道端の芝居小屋らしき建物で少女たち(そう見えない人もいるようですが)が踊っているではありませんか。
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遠目からですが、魔王的な役の人もいたりして物語風になっているようです。有名な一座なのかな?宗教的な踊りなのかな?料金は要るのかな?などといろいろ考えてしまいました。
午後3時過ぎになり、ようやく、今回の楽しみの一つ「九份」(ヂウフン)に向けて出発です。
次回来る時は、電車と乗合バスを乗りついで、じっくりと行ってみたいという下見の意味もあったので、途中の駅や道々の景色を確かめながらの往路となりました。市内からバス便もあるのですが、台北駅から台鉄で瑞芳駅に行き、そこから基龍客運のバス利用というのが面白そうです。
「九份」はその昔「9軒の家」から始まったそうです。その後、金の採掘で繁栄したものの、1970年代の閉山により街が衰退していったのですが、「非常城市」という映画で一躍有名になり、観光地として復活した場所です。レトロな建物、ノスタルジックな雰囲気がゆったりとした時間を感じさせてくれます。
台北から1時間 … 「九份」が近づいてきました。
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