まちのさんぽみち

日々のできごとを思いつくままに書いています
手話や俳句や関節リウマチや色えんぴつ画など
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12月の俳句

2024年12月02日 | はいくのこみち

12月になったとたん兄からFaxが来た。
最近兄はFaxしてくるのが早い。
今月の10日は兄の誕生日。傘寿のお祝いだ
「おめでとう」と言ったら、
信じられないと言っていた。

私自身も生きてきた年数が信じられない思いだから、
兄の気持ちもよくわかる。
苦しむのはイヤだけど、苦しまないのなら、
いつお迎えが来てもいい、なんて言っていたけれど、
その気持ちもよくわかる

ただ、子どもや孫のこれから生きていく世の中が、
幸せかどうか心配だと・・・
その通りだね。同感だよ

前の職場は閉鎖してしまったけれど、
系列のお店(眼鏡店)から声がかかり、
週1日だけど、1時間もかけて電車を乗り継いで、
行っているそうだ。
「無理しないで」と言うと、
「リハビリだと思っている」と返ってきた。
(以前坐骨神経痛の手術をしている)
囲碁や俳句やマージャンを楽しみながら、
元気でいてね

12月の俳句

〇落ち葉さえ威風堂々プラタナス
〇冬の雨駅のホームの水たまり
〇均されし畑に霜のうつすらと
〇豚汁の葱の残るる小さき椀
〇小春日やソメイヨシノの帰り花

冬晴れやヨチヨチ歩き熊帽子
宅配の人は駆け足息白し
北風や前傾の人すれ違ふ
夕暮れの赤城颪や耳痛し
冬ざるる畑に廃車つむじ風
狼に扮した子の来ハロウィーン
冬来る横断歩道急ぎ足
冬休み地震対策L金具
秋深し紺碧の満天深し
姉妹はジグソーパズル秋休み
木枯らしや空き缶二つころころと
待ちに待った富士の冠雪仰ぎ見し
栗ご飯夫もお替り吾も習ひ
立冬や農家の無骨メシ旨し
冬ぬくし朝顔の種収穫す

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11月の俳句

2024年11月04日 | はいくのこみち

昨日は、私がバイトに出かけたすぐ後に、
兄からのFaxが来てたらしい
帰ってきてからも気がつかずにいたら、
夕食時に、兄からスマホに電話がかかってきた。

のんびりと電話に出た私に、
「今、どこにいるんだ?」と。
午前中にFaxしたのに、いつもならすぐに返事が来るのに、
どうかしたのかと思って、心配になったという。
慌てて、Faxの所を見ると来ていた

ごめんなさい出かけていたから、と謝って、
大急ぎで、食事と片づけを済ませて、
兄の俳句に5こ丸を付け、私の俳句と一緒にFaxした

それから、いつものように電話して、
いつものように、近況報告と俳句談義(笑)
兄も私も、ちょっとだけアルバイトをしていて、
無理のないように楽しもうねと話した

そして、もう一人の兄の話になり、
今も、植木職人として、高い木に登っているので、
ケガをしないか心配だ。
でも、本人も気をつけていると思うので、
楽しんでいるといいな

というところで、今月の俳句

〇山粧ふ少林山や普茶の膳
〇秋雨や折り紙の独楽二つ三つ
〇金木犀の花拾ふ小さな手
〇朝寒やココアの甘し今朝はパン
〇手を染めて友の教える渋皮煮

長き夜や古き日記を紐解かむ
彩雲や歩道橋から秋の空
穭田や青田のごとく続きをり
朝の道足とどめしむ野朝顔
一面のゑのころぐさや暮れ泥む
裏庭に鵯たちのさんざめく
秋高し下校の子らの「こんにちは」
藤袴アシナガバチの二匹をり
小春日や桃色の芝桜咲く
大輪のダリア真っ赤な夕日
金木犀の花よ毬から生まれけむ
山の宿秋の夕暮れカラス鳴く
投票所入口飾る菊の鉢
新カレンダー丁寧に書き込みぬ
金木犀のつぼみほころぶ小庭
秋支度去年の上着探しをり
枝々に金木犀のつぼみあり
声高く鵯鳴きて見に行かむ

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郭公掲載句(’23~)

2024年11月03日 | はいくのこみち

2024.10

〇倒るるも倒れぬ稲も色づきぬ
〇仲秋や土星を映す望遠鏡
〇秋晴れや無罪判決手持旗

2024.9

○早稲米の穂はふくらみて雨纏ひ
○隣人もベランダ越しの遠花火
○新しき傘を夕立へ繰り出せり

2024.8

〇日に背く向日葵もあり遊歩道
〇電車待つホームに颯と青田風

2024.7課題諷詠

〇指フレームに松と鳥居と鰯雲
〇手を振りて見えなくなりぬ鰯雲
〇薄日さす二百十日の通院日 (好句)
〇あれこれとやり残したる厄日かな (好句)
〇村中の案山子を縫ひし古希の意気
〇保育所の田にミッキーの案山子あり
〇片付けの一息入れる法師蝉 (好句)
〇鉄剣の歴史を探る法師蝉 (好句)

2024.7

〇向日葵の迷路の中はシンとして
〇捥ぎし桃皮ごとかぶりつく少女

2024.6

〇麦の秋刈り残されし一区画
〇颯々と日傘を飛ばす青嵐
〇朝まだき出立の日の一番茶

2024.5

〇暮れ泥む桜堤を花吹雪
〇兜と並ぶ一歳の誕生日
〇「復興」と手書きの文字や能登の春

2024.4

〇足元に落ちては消える春の雪
〇空き家の庭にすずなりの夏蜜柑
〇用水の藻を掻く人や菜種梅雨

2024.3

〇小刻みに風に震へる仏の座
〇音もなくシレネの苗に春の雨
〇春うらら空席目立つ秩父線

2024.2

〇震災の友思ふ夜や虎落笛
〇鷽替や見知らぬ人の手と手と手
〇部屋履きは余り毛糸の手編みかな

2024.1

〇冬晴れや秩父連山麗麗と
〇朝顔の種を集めし小春かな
〇北風の袖口からも忍び込む
〇着ぶくれて流星群を見に行かむ

2023.12

〇窓越しの冬日を纏ふ君子蘭
〇菊花展糸菊に触る小さな手
〇冬ざるる休耕田やつむじ風

2023.11

〇秋天に白線一本書かれをり
〇穭田や跳ねる雀の五羽六羽
〇トントンと腰をたたけばうろこ雲

2023.10

〇ひつじ雲目指して走れ一輪車
〇ファインダー越しの飛行機虹の中
〇台風休校トランプと孫二人

2023.9

〇帰省子の発ちし我が家の広きかな
〇エンディングノート広げる蝉の声
〇夏休み紙いつぱいのクヂラの絵

2023.8

〇大泣きの嬰の眉間や夏の昼
〇置き配の荷は影もなく炎天下
〇釣り竿と銀杏青葉の映る池

2023.7

〇鉄塔の丸ごと映る早苗の田
〇雷鳴の近づいてくる寝入り端
〇従姉妹会紫陽花寺は梅雨最中

2023.6

〇こいのぼり乳房を探す新生児
〇新じゃがの写生色鉛筆五本

2023.5

〇花びらの七枚数ふ芝桜
〇春深む競ひて伸びる君子蘭
〇LINEあり男児誕生夏燕

2023.4

〇ベランダに掃除機の音春暑し
〇園バスを待つひとときや花吹雪
〇開花宣言ぬくもりの手話語り 

2023.3

〇中学生の自転車の列山笑ふ
〇この道も道路工事か二月尽

2023.2

〇鉄塔に覆ひ被さる冬の雲

2023.1

〇冬日差す体育館に手話講座
〇プツプツと小鍋に柚子のママレード
〇おもつせの夜も七十路のふたりきり

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お気に入りの俳句

2024年10月03日 | はいくのこみち

倒るるも倒れぬ稲も色づきぬ 2024.10
秋晴れや無罪判決手持旗

早稲米の穂はふくらみて雨纏ひ 2024.9
新しき傘を夕立へ繰り出せり

指フレームに松と鳥居と鰯雲 2024.7
手を振りて見えなくなりぬ鰯雲
村中の案山子を縫ひし古希の意気

颯々と日傘を飛ばす青嵐 2024.6

暮れ泥む桜堤を花吹雪 2024.5

兜と並ぶ一歳の誕生日 2024.5

足元に落ちては消える春の雪 2024.4

小刻みに風に震へる仏の座 2024.3

鷽替や見知らぬ人の手と手と手 2024.2

冬晴れや秩父連山麗麗と 2024.1 

朝顔の種を集めし小春かな 2024.1

北風の袖口からも忍び込む 2024.1

着ぶくれて流星群を見に行かむ 2024.1

ファインダー越しの飛行機虹の中 2023.10

夏休み紙いつぱいのクヂラの絵 2023.9

大泣きの嬰の眉間や夏の昼 2023.8

置き配の荷は影もなく炎天下2023.8

鉄塔の丸ごと映る早苗の田 2023.7

LINEあり男児誕生夏燕 2023.5

開花宣言ぬくもりの手話語り 2023.4

碧空や銀杏黄葉のその先に 2022.12

蜘蛛の巣を解き放たれて秋茜 2022.11

遠き台風線状降水帯はここ 2022.10

重なりし廃車の山や雲の峰 2022.8

用水の草を飲み込む驟雨かな 2022.8

夏空と電線映す水たまり 2022.6

陽炎や遠くゆらめく対向車 2022.4

冬枯れやジャングルジムへつむじ風 2021.12

コスモス畑荒川を遡る 2021.10

朝まだき秋めく雨の音静か 2021.9

暮れ泥む道行く子らや青田伸ぶ 2021.8

石垣にあまた零るる芝桜 2021.6

逢魔時畦に一列ねぎぼうず 2021.5

新しい自転車を駆る青嵐 2021.5

花満ちて花は紅差し風に乗る 2021.4 

冬空を縦に切り裂く飛行雲 2021.1

冬晴れの眩きばかり縁定 2021.1

秩父路や見上ぐる烏瓜真っ赤 2020.11

小春日や糸の通らぬ針の孔 2020.10

街路樹に途切れず猛る蝉の声 2020.9

子らの声馬の形の春の雲 2020.5

朝顔の蔓の巻付く蜘蛛の糸 2019.9

風はらむつなぎの服や秋の空 2018.10

革靴の泥を拭ひて春隣 2018.3

うたた寝や夢の続きの蝉しぐれ 2017.9

空梅雨や土くれ落とす耕運機 2017.6

おくるみの中から寝息冬うらら 2016.1

< 白露句集 >

碧空に銀杏紅葉のつきささる

ゴーヤの実ゆらりゆらりと豪雨かな

蕗の葉の山を包みし定山渓

美容師の指あたたかし春の雪

山茶花咲く旅立つ母の薄化粧

(父の句も)

冬うらら太字の父の万年筆

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10月の俳句

2024年10月03日 | はいくのこみち

月に1度の兄妹の電話(笑)
お互いに電話の前に今月の俳句をFaxして、
よいと思うものに5つずつ〇をつけて、
送り返してから電話する

俳句の話はもちろんだけど、
近況報告やら、ちょっとしたニュースや健康の話など・・・
お互いの様子がよくわかっていいなと思う。

兄の俳句評は、手厳しいけれどありがたい。
おせじを言われても、意味ないものね。
でも、いいものはいいと言ってくれる。
自分では、客観的にわからないものもあるから、
何句も作った中から、5句選ぶのに迷うけれど、
兄が選んでくれると助かる
兄の意見に反することも、まああるけどね(笑)
電話の後、作り直すこともあるし

今月は、ほぼ意見が一致した。
というのが次の5句

〇倒るるも倒れぬ稲も色づきぬ (郭公)
〇指を差す孫に教えるうろこ雲
〇仲秋や土星を映す望遠鏡 (郭公)
〇朝冷えやささくれの皮切り取りぬ
〇秋晴れや無罪判決手持旗 (郭公)

見上ぐれば実柘榴赤く口を閉じ
秋めくや新しい靴スリッポン
値上がりし切手を貼りて秋暑し
初孫の成人となる秋高し
新涼や宅配の人きびきびと
天牛に群がるアリの膨らみて
庭を彩る鉢植えの曼殊沙華
秋日和フェンスに大小スニーカー
初めての海から逃げる一歳児
秋うらら歯科検診は異常なし
かの犬に吠えられぬ日や秋寂し
孫たちの声リビングに敬老の日
駅通り色づき始む銀杏かな
秋暑しバス停までの舗装道
朝顔の隣の塀につながりて
プール熱保育所休みテレワーク
早朝の散歩気づけばうろこ雲

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9月の俳句

2024年09月03日 | はいくのこみち

昨日の朝早く兄からFaxが来たけれど、
昨日は忙しかったので、夜になって電話した。

電話しようと思ったら、
なぜか、電話帳に兄のスマホの番号がない
間違って、削除してしまったのだろうか・・・
何か間違えて操作してしまうことがあるらしく、
思ってもいないことになることがある。
まだまだ、使いこなせていないのかな

とりあえず固定電話にかけて、スマホの番号を聞いた(苦笑)
まあ、話は、そのまま固定電話で続けたけれど。

今回は推敲があまりできていなくて、
助詞の使い方の話になったり、
話しているうちに季重なりに気がついたり・・・
やはり推敲はもっともっとしなくてはね。
というわけで9月の俳句は

○早稲米の穂はふくらみて雨纏ひ (郭公)
○隣人もベランダ越しの遠花火 (郭公)
○新しき傘を夕立へ繰り出せり (郭公)
○原爆忌幼なも倣ひ手を合はせ
○夏布団掛けては剥がしまた掛けて

日の落ちし公園散歩草いきれ
真夜中の目覚めに優し虫の声
かなぶんは孤軍奮闘遁走す
短夜やスマホ小説もう一度
冷房を点けて新聞開く朝
雷鳴に追ひかけられし下校の子
「いつまでも暑いね」夜の集会所
風邪の床オーディブルなど試す処暑
大玉の西瓜半分手土産に
猛暑日やアプリ振込み二件済み
冷房の自宅がラジオ体操場
お見舞ひのアイスクリームほの甘し
七十年や白露八日の誕生日
夏風邪や二日遅れて姉妹
杖をつき汗拭ふ人バスを待つ
水筒の水を飲みつつ甲子園

今朝の朝顔

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郭公9月号

2024年08月28日 | はいくのこみち

雨が降ってきたので、玄関を閉めようと思ったら、
(玄関を網戸にしているので)
ポストに「郭公」を見つけた。
ちょっとドキドキした
今月号には、先日の課題の俳句が載っているはずだから。

開けてみると「課題諷詠」の8作品の、
2番目に私のが載っていた。
1ページまるまる私が占めた
目次にも私の名前が・・・
なんだかうれしいけれど、ちょっと恥ずかしい感じ。

なのに、今月の俳句は2句だった
今月は3句になりたかったな~
いつもは2句でも3句でも、
またがんばろうって、あまり気にしないけど。
まあ、でもまたがんばろう。

もっと俳句の勉強をしようと思ったのに、
ことば探しは三日坊主で、すっかり忘れてた
こんなんだから、しょうがないね。
まあ、気楽に楽しみながら、
細く長~く続けていこう。

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8月の俳句

2024年08月02日 | はいくのこみち

早朝に、兄からのFax。
私も用意していた俳句をFaxし、
朝から電話しようと思ってたのに、
兄から返ってきたFaxには、
「Telは夜7時以降にね」とメモがあった
今日は、老人センターの囲碁の日だな?

夜電話したら、やっぱりそうだった。
2ヶ月に1度、囲碁大会があり、
7月の結果が今日発表になって、
兄が優勝したそうだ!

上級者も初心者もハンデをつけるので戦える。
有段者もいるらしいけれど、
兄は、凝り性で負けず嫌いだからね~(笑)
でも、出かけて行って、体力も知力も使うし、
とてもいいことだと思う

俳句だって、頭の体操にはなると思う。
もちろん電話の主目的は俳句の話。
助詞の使い方や、実体験の俳句がいいねという話や・・・

そんなこんなで、今月の俳句

〇ドラッグストア見知らぬ人とクールシェア
〇日に背く向日葵もあり遊歩道 (郭公)
〇汗乾き塩の波打つ黒帽子
〇フラッペは抹茶小豆を「氷の音」
〇電車待つホームに颯と青田風 (郭公)

菜園のお化けピーマン青い空
昼顔のふくらみかけし桜色
通りすがりの木苺の色づきぬ
入力ミス慣れぬパソコン梅雨最中
シマミミズそこは灼けつくアスファルト
スケボーは回り回りて夏のパリ
夕立や傘を持たずにはしゃぐ子ら
赤黄緑冷やし中華の楽しさよ
留守番の午睡をやぶるLINEかな
満天の打ち上げ花火嬰の声
旅先の青のりの香や心太
百日紅老人ホームの昼下がり
保冷剤握りしめてのウォーキング
行列やメニューを配る炎天下
猛暑日やメジャーリーグと引き籠り
夏草のくったりとして昼下がり
真っ白な立葵こそみずみずし
踏み違い防止装置や夏の空
素麺ののど越し茗荷の香り

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礼状!!

2024年07月30日 | はいくのこみち

月末だから「郭公」が来たんだけど、
今月も3句だった(´▽`) ホッ

一緒にはがきが来たので、なんだろうと思ったら、
「課題諷詠」の礼状だった
わざわざご丁寧に・・・恐縮です。

そして、好句を挙げて下さった。
「二百十日」「厄日」「法師蝉」だと。

薄日さす二百十日の通院日
あれこれとやり残したる厄日かな

と、法師蝉は 

片付けの一息入れる法師蝉
鉄剣の歴史を探る法師蝉

どちらが好句なのかわからない
この辺りがなさけないところで、
きっと、わかる人にはすぐにわかるのだろうな~~
私は、

片付けの一息入れる法師蝉

の方だと思うんだけど・・・

まだまだだなあ、と思ったら、
もっと俳句の勉強をしたいと思った。
例えば「郭公」を丁寧に読み返し、
好きなことば、カッコイイことばを探してみよう。

なんてね、そんなところから始めるのでいいのかな??

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指フレーム

2024年07月15日 | はいくのこみち

この2週間「課題諷詠」の俳句作りに頭を痛めてきた。
原稿依頼に「諾」と返事を出した以上、がんばらねばと!
兄との、いつもの俳句のやり取りまでは、
毎日、季語やいろいろな俳句を読んだり、
自分でも作ってみたりしたけれど・・・

初めはいくつも作ったけれど、
途中からは、8句ほど候補ができたら、
もう作れなくなってしまった

それでも、何日かは、ことばを入れ替えたり、
また戻してみたりした。
また、何かひらめくかとも思ったけれど、
それもあまり期待できないな~

今の私が作れる俳句、ということで、
このくらいで提出してみよう。

全体の「題」を付けるということなので、
「指フレーム」にした。
これは、最初にあげた俳句から安易に取ったのではなく、
「指フレーム」の中に凝縮された景色が、
俳句なんじゃないかと思ったから

題 「指フレーム」

季語 ・鰯雲・二百十日・案山子・つくつく法師

〇指フレームに松と鳥居と鰯雲
〇手を振りて見えなくなりぬ鰯雲
〇薄日さす二百十日の通院日 (郭公)
〇あれこれとやり残したる厄日かな (郭公)
〇村中の案山子を縫ひし古希の意気
〇保育所の田にミッキーの案山子あり
〇片付けの一息入れる法師蝉 (郭公)
〇鉄剣の歴史を探る法師蝉

誘われてトレッキングや鰯雲
まだやれるシニアのバイト鰯雲
点滴の窓や明るし鰯雲
用水に鯉の群らがる厄日かな
二百十日の庭に倒れし陶の犬
夕暮れの案山子下校の子らの声
遠景のだれが案山子か人間か
稲倉の棚田に案山子並びをり
つくつく法師宿題と孫ふたり
つくつく法師探してる一歳児
旧友と秩父路を行く法師蝉
つくつく法師聞かせるや三色の音

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