実家に帰った時に珍しいものを見た。
母の兄、つまり伯父の遺書だ。
伯父は戦死だった。
召集された際、
「もし、俺の戦死の公報が入ったらこれを開けろ。
生きて帰ってきたら、開けずに俺に返せ。」
と言って、妻に託していったものだそうだ。
その箱は釘打ちされて、中には、毛髪と爪が入っていたそうだ。
そして、その遺書は毛筆で、几帳面な文字で、
両親、妻、子どもたち、兄弟、妻の両親、
友人たち、仕事関係の人たち、近所の人たちへと、
感謝のことばと、天皇へ忠誠と
これからの人生の指南などが丁寧に書いてあった。
なんだか、小説か、歴史の教科書のような感じで、
実感が伴わないような気がしたが、
伯父はどんな気持ちで書いたのだろうか…
貴重な生きた資料だ。
母の兄、つまり伯父の遺書だ。
伯父は戦死だった。
召集された際、
「もし、俺の戦死の公報が入ったらこれを開けろ。
生きて帰ってきたら、開けずに俺に返せ。」
と言って、妻に託していったものだそうだ。
その箱は釘打ちされて、中には、毛髪と爪が入っていたそうだ。
そして、その遺書は毛筆で、几帳面な文字で、
両親、妻、子どもたち、兄弟、妻の両親、
友人たち、仕事関係の人たち、近所の人たちへと、
感謝のことばと、天皇へ忠誠と
これからの人生の指南などが丁寧に書いてあった。
なんだか、小説か、歴史の教科書のような感じで、
実感が伴わないような気がしたが、
伯父はどんな気持ちで書いたのだろうか…
貴重な生きた資料だ。