まちのさんぽみち

日々のできごとを思いつくままに書いています
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戦争の話

2012年09月11日 | まちの日々
いつも傾聴ボランティアに行くと、
私が経験したことのない時代の、
苦労話なんかを興味深く聞かせてもらう。

戦時中や、戦後すぐのことを、経験してきた人たちのお話は、
実は貴重なものだと思う。
録音して、いろいろな人たちに聞いてもらいたいくらい。
そうもいかないけれど…。

今日も、男性の方で、実際軍隊時代のことを、
涙ながらにお話して下さった。

空軍の学校に、がんばって、入ったのに、
戦争末期で、飛行機も部品も何もなかったと…
勝っているとばかり知らされてきたけれど、
実は負けていたんだと知ったこと。

命を投げ出すことを勇気だと、教育されてきたこと。
お国のため、家族のために、戦うのだと、
高い志を持っていたこと。

毎日毎日、戦死者の名前が発表されるなど、
つらいお話のときには、私も涙を誘われた。

書ききれないけれど、もっともっと具体的に、
細かいお話をして下さった。

そして、神風が吹くなどと思っていた戦争は、
間違っていたと…

「つまらない話をして…」などとおっしゃっていたけれど、
「いえいえ、いいお話をありがとうございました。」

本当に、貴重な機会をいただいたと思う。
コメント
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