まちのさんぽみち

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12月の俳句

2023年12月04日 | はいくのこみち

昨晩遅く(と言っても10時前)
兄とFaxのやり取りをしてから電話。

今回は「郭公賞」を受賞した人の話をした。
受賞したのは、30句の俳句。
応募するには、30句の秀句を揃えなくてはならない。
いつもやっと5句を投句している私は、
30句作るだけでも、恐れ入ってしまう。
ただ30句作るだけではもちろんない。
1句1句秀句なんて・・・
その間にはいったいどれだけ作っているのだろうか。

趣味で楽しんでいる域を脱しない我々は、
苦しくならない程度に、
3句を目指してがんばろうと話した

俳句の何であるかもまだわかっていない。
せめて、そこがわかれば・・・

わからないままに、今月の俳句。

〇窓越しの冬日を纏ふ君子蘭 (郭公)
〇菊花展糸菊に触る小さな手 (郭公)
〇冬ざるる休耕田やつむじ風 (郭公)
〇穭田は青田のごとく続きけり
〇蜜蜂は室外機から秋空へ

自転車のサドル冷たし秋の暮
天高し色えんぴつの青薄し
碧空と紅葉映すは別府沼
晩秋やシニア募集の掲示幕
激辛の麻婆豆腐や冬立つ日
布団干し日射しは移動してをりぬ
立冬や駅まで七分急ぎ足
風は凪ぎ晴れ渡りしや冬の朝
四日続き快晴の秋の空
チーズフォンデュ夫はマシュマロを手に
青空をバックに真つ赤な楓かな
一輪車北風切って駆け抜ける
大掃除ハンドクリーム塗り直し
通院の朝の時雨やバスを待つ
霜月や風に小さな朝顔よ
引き籠り時持てあます時雨かな

コメント
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