昨晩遅く(と言っても10時前)
兄とFaxのやり取りをしてから電話。
今回は「郭公賞」を受賞した人の話をした。
受賞したのは、30句の俳句。
応募するには、30句の秀句を揃えなくてはならない。
いつもやっと5句を投句している私は、
30句作るだけでも、恐れ入ってしまう。
ただ30句作るだけではもちろんない。
1句1句秀句なんて・・・
その間にはいったいどれだけ作っているのだろうか。
趣味で楽しんでいる域を脱しない我々は、
苦しくならない程度に、
3句を目指してがんばろうと話した
俳句の何であるかもまだわかっていない。
せめて、そこがわかれば・・・
わからないままに、今月の俳句。
〇窓越しの冬日を纏ふ君子蘭 (郭公)
〇菊花展糸菊に触る小さな手 (郭公)
〇冬ざるる休耕田やつむじ風 (郭公)
〇穭田は青田のごとく続きけり
〇蜜蜂は室外機から秋空へ
自転車のサドル冷たし秋の暮
天高し色えんぴつの青薄し
碧空と紅葉映すは別府沼
晩秋やシニア募集の掲示幕
激辛の麻婆豆腐や冬立つ日
布団干し日射しは移動してをりぬ
立冬や駅まで七分急ぎ足
風は凪ぎ晴れ渡りしや冬の朝
四日続き快晴の秋の空
チーズフォンデュ夫はマシュマロを手に
青空をバックに真つ赤な楓かな
一輪車北風切って駆け抜ける
大掃除ハンドクリーム塗り直し
通院の朝の時雨やバスを待つ
霜月や風に小さな朝顔よ
引き籠り時持てあます時雨かな