師匠と師匠が先生、神さまと崇める先生。
東京時代のバイトの話だ。ちり紙交換のバイト。
神奈川で一番の師匠についた。或る日、師匠が
自分の先生を乗せて勉強しろ!と言って「神様」
ちりがみ交換の神様を紹介した。さすがに厳しい。
「ドライブしてるんじゃないぞ!行き止まりに行け!」
凄い迫力で説教する。「歌なんか止めちまえ!」
「一生懸命歌って誰一人感動させる事が出来なかったら
とっとと止めちまいな!年とって惨めな思いするぞ!」
師匠と神さまの共通点がある。目つきである。貪欲、
ハングリー、必死さ、追い詰められたような緊迫感。
この辺でゴメンなすって!