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着床前診断が先進医療に

2023年03月13日 | 健康の話
先月2月、「着床前診断」が先進医療として実施できるように
申請していた大阪の病院が了承された!というニュースがありました。

★着床前診断って?
体外受精(顕微授精含む)を行う方が対象になる検査です。
あらかじめダウン症などの先天的な異常が無いかどうか
生む前の受精卵の段階で判定出来るようになります。
この検査はもともと保険適応外の検査だったのですが、
先進医療として認められて健康保険で検査できるようになるのです。



★診断の目的は?
・先天異常の子供を生みたくない
・流産リスクを減らしたい
検査を受けられる大多数の方がこの理由と思われます。


★問題点
①検査時に卵子にダメージを与えてしまう
卵子の一部を「剥がして」来て調べますので卵子に傷がつきます。
このダメージにより卵子がこれ以降育たなくなるかもしれません。

②判定精度が必ずしも100%正確ではない
もしかしたら正常に育っていたかも知れない卵子=我が子の可能性を
摘み取ることになる可能性があります。また命の選択につながる事で
倫理的な問題が指摘される事があります。


★検査より重要なこと
この検査で発見される卵子の遺伝子異常はいつ起きるのでしょう?
実は今週期の排卵からさかのぼること6ヶ月前、卵巣内で起こる
原始卵胞が目覚めて細胞分裂をスタートした辺りが関係しています。

卵子が細胞分裂をした際に何かの理由で「遺伝子のコピーミス」が発生
すると、先天的遺伝子異常になりその卵ちゃんの運命は決まります。
検査はもちろん有効な手段ですが、そもそも遺伝子のコピーミスが
起きないようしてあげる事はもっと重要な事なのです。


★遺伝子コピーミス対策の方法
今周期に排卵される卵子は卵巣内で6ヶ月前に準備が始まっています。
6ヶ月前から下記の卵巣ケアはとてもおすすめです。
・鍼灸による卵巣、子宮の血流改善
・特殊なアミノ酸による卵子の老化改善
・遺伝子を錆びさせる活性酸素の消去

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