母が生活している介護棟のご入居者有志に先月からチェロの演奏を毎月聴いて頂くことになり、僕の「本気スイッチ」がオンになった。
日々の練習メニューもブラッシュアップし、基礎練習を30分、その後30分のリサイタルのプログラムを通し、最後に新たなレパートリーの練習。
更に、自演のための新作も作曲した。自分がチェロを弾けるようになってから是非チェロの曲を作曲したい、と思っていたが気負いもあり、これまでこれと言った曲が出来なかった。
先日その施設の名前"Neo-Summit Yugawara"を音名E-O(=Do)-Es-Mi-Ut(=Do)-G-A-A-Aに置き換え、チェロを弾くと自然にその先が浮かび、「生へのオマージュ」とも言える3分の無伴奏現代作品《ネオ・サミット湯河原》が出来た。
9月21日、その施設で2回目のリサイタルを行い、この新作も演奏した。施設運営会社の社長やご関係者にもお聴きいただき、手土産を頂いた。
なおケアマネージャーの提案で、プログラムの初めに、母のハーモニカと即興的な合奏を試みた。89歳の母のハーモニカは音は小さいが、暗譜で精緻な演奏だった。
また、ワルシャワ"Phasma-Music"のイヴォナさんからフルートと弦との合奏作品が欲しい、というメールがあり、《ネオ・サミット湯河原》をフルートとチェロの二重奏曲に編曲した。
《ネオ・サミット湯河原》初演と再演
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