語るピアノ、咽ぶベース、煽るドラム…7月24日、新宿ピットインで千葉史絵トリオを聴く。
さりげなく始まり、数度の転換を経てクライマックスに達するタイプとしては、螺旋形の音階に終結する「エコー」、パッサカリアのように大きな「フロー」、冒頭の連打のフレーズが特徴的な「パラボラ」。一方、「トリニティ」の一貫した集中力には圧倒させられた。
セカンドアルバム「Echoes」発売記念。
後日そのCDを聴く。能動的なアンサンブルやドラムの莫大なシャワーを体感するなら断然ライブ。
整理されたサウンドでピアノのクリスタルな音色を堪能するならCD。「フロー」は盛り上がったままフェードアウトさせて聴きたい。
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