武蔵野市民文化会館小ホールで「シン・ドンイル オルガン・リサイタル」を聴く。
チケットが500円という破格のコンサートだけあって、小品や大曲の抜粋を並べた親しみやすいプログラムだった。
極めて有名なバッハの小品4曲に続き、C-M.ヴィードルとL.ヴィエルヌの作品はどちらもフランク風の柔らかい不協和音が包み込む第1部と、平凡ながら圧倒的な音量のコラールに無窮動が組み込まれた第2部から成る労作。最後のエルガーの作品は、風格と祝祭的な華やかさが理想的にブレンドされていた。
韓国のオルガニスト、シン・ドンイルには風貌からも演奏からも、育ちの良さを感じた。
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