「金管五重奏曲」という名の金管五重奏曲が完成した。
このようなタイトルは「弦楽四重奏曲」と同様、自分の真価を問う作品につける。
文学や絵画的テキストに依らず、一から作曲した絶対音楽につける。
楽器編成の能力や特性を極限まで追求した曲に、つける。
6月から書きためていた幾つもの断片を、そういう基準で序列化した。
響きのお行儀の良さとか心地よさとか、これ見よがしの新奇さは熟考の末、ふるい落とした。
とりわけ苦心したのは曲の始め方と終わり方。最終的にこれらが決まったのは8月に入っていた。
弦楽四重奏曲に匹敵する、金管五重奏による絶対音楽(のつもり)。
♫ 試聴
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レッスンに中々いらっしゃらないのに、すばらしい出来です。
ありがとうございました。
気候不順の折、ご自愛ください。
さて、こちらも作品が仕上がりました。
ご自宅の方へ明日到着予定です。
それでは、よろしくお願いいたします。