めずらしく時間がとれ、そうそう機会もないので、
福岡まで楽器の展示会に行って来ました。
最初にシャコンヌさんの展示会。
土曜日の昼でしたが、2,3名のお客さんがいました。
残念ながら、
George Tepho
展示会一押し品として写真がアップされていた金鼈甲のMa Rong Di
他数点見てみたかった弓はありませんでした。
正直言って弓や楽器の良さなんて難しくて分からないのですけど、
がんばってトライしてきました。
Ma Rong Diさんの弓はけっこう数があり、とてもきれいで良いレベルにあるな~と感じました。
84万の価格がついていたペカットモデルがこの中では一番良いかもと思いましたが、
全体的に普通のタッチというかもっと音に何かが欲しい印象でした。
操作性や弓のしなやかさ、強さは好印象かな?
ただ、このメーカーで、この品質で80万を超える額はちょっとお高いかも。
でもMaさんの特別な1本なら見てみたいです。
どこかのエキスポ(愛知?)の際ギヨームさんに作ってもらったという弓もありましたが、
こちらはスルー。
また、店員さんによるとおすすめはヘンリックカストンさんの弓だとのことでしたので、
オールドの名器が陳列されている奥の院(億の院?)のような一画へ、、、
ヘンリックさんは、うちのヘリエコピーについていたかもしれない装飾テールピースの製作者であり、
バイオリニストで金細工、弓製作者という人でそうです。
ヘンリック、カストンさんの弓(300万)は装飾されており、細身でとてもきれいでした。
また、サルトリーの金鼈甲(600万ちょっと)も細身でとても美しかったです。
ただ、残念ながら私ではその良さをその場で認識出来ませんでした、、、
楽器本体は、
Rinaldiを弾かせて頂きましたが、こちらはあまり良い楽器とは感じませんでした。
シャコンヌさんの新作楽器は1月以内に出来たばかりという楽器が2台ありましたが、
出来たばかりだからか、以前試したシャコンヌ新作の方がずっと良い楽器のような気がしました。
とても気さくで丁寧な対応に感じましたので、ドミナントのセットを購入してシャコンヌさんを後にしました。
島村楽器では、
入ったとたんに教室の生徒さんたちと講師さんによる合奏が始まってしまい、
20数分間音は出せませんでした。
妹と天神で約束をしていたので50分位しか時間をとれませんでしたので、
演奏を横目に弓や楽器を見ていました。
ぱっと見、私的にあまり好みの弓はなかったですけど、
Sandrine RaffinさんのC,Schaefferさんのどちらも90万の弓が細身で使いやすい印象。
っとなるとS,Raffinさんの売れてしまった方のも見てみたかったのですが、残念です。
良いかもと思ったC,Schaefferさんの弓は先ほどの演奏で講師の方が使用されていた個体のようです。
C,Schaefferさんの弓でいくつか楽器を物色しましたが、欲しいと思えるほどの個体は無し(買う気はないのですが)。
Marurizio Tadioliというクレモナの割と有名そうな製作者の楽器がいくつかあり(200数十万~)、
その中でRodeというストラドの装飾楽器のコピー(350万)がありました。
残念ながら同じ装飾楽器でもうちの楽器よりずっと精度が悪くこれで350万は正直
「う~~ん??」
と思ってしまいました。
シャコンヌさんと島村楽器を比べた時、全体としてシャコンヌさんの方が魅力的なラインナップでした。
どうしてもこういう展示即売会では、福岡は最終地になりますので、魅力的な個体は売れてしまうのでしょうかねぇ、、、
最後に天神で年末ジャンボ宝くじを買いました。
当たったら、、、
弓欲しいな。