の~んびり子育てとヴァイオリンと島暮らし日記

大人から始めたヴァイオリン。子育てしながらがんばっていきます^^

東京に行って来ました。

2014-03-21 20:08:33 | ヴァイオリン

先日楽器にちょっとした傷をつけてしまい、 


ガンさんの工房へと預けていました楽器を受け取りに東京は世田谷へと行ってまいりました。


その際、手持ちの楽器の調整もかねてと思いけっこうな荷物となってしまいました。



楽器につけた傷ですが、やはり予想した通り完全な修復は出来ませんでした。


ただ、そんなに大きな傷ではないですし、多少は見えにくくはなっておりましたので、まぁ仕方ないかなぁ~っと多少の諦めと納得の気持ちです。



また、今回の上京にあわせて、東京在住のKさんと私の京都時代の知り合いで東京在住のYさんとガンさん工房で会いました。


KさんとYさんは初対面ですが、いろいろお話(アフリカとか、、)も合ったようで良かったです~



さてさて、


工房ではたくさんの楽器(バイオリン中心)があり、ガンさんの作の作品も数台ありました。


私がカッパモデルを引き取った頃(2008年)に比べると作品の質が変わっているような感じを受けました。


(素人の感想ですけど、、、)総じて品質がアップしているような。


カッパを引き取った頃に比べ、今ある楽器を見た所、どれもとても良く感じました。


また、最近はオールド仕上げの作品も多いです。


私はオールド仕上げはけっして嫌いではないので、いいなぁ~と見ておりました。



中でもとあるお子さんにレンタルしているという楽器はちょっと欲しくなりました。


ただ、音、楽器の雰囲気は私のカッパさんがやはり半歩上かなっと思ったりして



ガンさんの楽器も精度が上がるにつれて楽器の価格も上がっており(上げている?)、


そうそう高額な楽器は右から左へとは売れないのでしょうね、、、



しかし、今後円安が進めば(主にユーロ?)総じて輸入価格があがり、海外の作品は高くなりますので、


比較としてガンさんの楽器が優位になる可能性はあります。


ただ、ドルは円安傾向ですが、ユーロはどうでしょうか??




また、Kさんの楽器、弓も弾かせていただきました。


とてもスタイルが良く、音も私の楽器と似ていました。


年代も2006年と2008年ですのでやはり見た目の違いはあるものの(ストラドモデルとカッパモデル)音は似てました。


ガンさんによるとカッパモデルから古い楽器(風?)の音がでているっとお言葉をいただき、


私も少しそう感じていましたので、その感じ方が間違っていなかった事がうれしかったです。



その後、Kさんの紹介もあり、


代々木のアトリエハーモニーという弓職人をされている河辺さんのお店に連れていっていただきました。


以前、とある演奏家に私の弓と楽器を見てもらい弾いてもらってから、


どうも弓の調子に違和感を感じて仕方なかったので、Kさんにその事をお話しました所、


それなら河辺さんをとご紹介いただきました。


そこは代々木のそんなに大きくないビルのそんなに広くない1室にありました。


え~~、けっこう萎縮してしまいました。


河辺さんはちょっとぶっきらぼうな話し方をされる方のようで、そんなに専門的な語彙も持ち合わせていない私にとって、


弓のどこがどう感じ、以前はどうであったか、今はどうであったか説明するのは至難であり、


「とにかく違う、何だか違う」という程度しか言えません。


そんなこんなを説明しておりますと、毛替えをしてみようという事になり、


私の中で「そうだ毛替えだ、、」という情報が出てきましたので、毛替えをお願いしました。


毛替えを終え、


毛の張り方を見てみますと、なんだかすっきりな感じで、持った瞬間はなんとなく「良い」と感じましたが、


河辺さんによると2~3日様子を見てくれという事でした。


毛替えはすっきりでしたが毛替えの価格はすっきりではなかったですが、


これで調子が戻るならばお安い物です。


最後は河辺さんもちょっと笑顔があり、安心した次第です。
ツンデレさんですね

さてさて、、


今日1日たって弾いてみました。


確かに良くなっていると感じました。


後2日経ってどこまで調子があがるか期待したいところです。



しかしながら、、


弓にたいする不安感はまだ残っており、これを機に新作にかぎり状態の良い弓を探してみようかな~っと思えてきました。


今後今までお付き合いの合ったお店、今回の河辺さん、はたまたオークションまで含め、そんなに高額でない範囲で物色していこうかなと



最後にKさんの演奏を聴いて、以前よりすごくきっちり、上手くなっていらっしゃってました。


いい音でした~


それを見て、普段ではもうちょっとましなのになかなか試奏ではへなへなになってしまうなどと言い訳をし、


また上っ面で弓を動かしているなぁ~っと反省しきりでした。


いい音を出したいですね







レッスン9、ホビットの冒険

2014-03-14 19:53:25 | レッスン

少し体調が悪かったのですが、気分転換もかねて、レッスンの為、福岡に行って来ました。

年初より予約するも必ず当日必ず海が荒れてしまい、船が欠航になってしまっていました。

そんなわけでレッスンは今年初です。

今回はBamのフォルムのケースに、カッパモデルをエルメスのスカーフにくるんでレッスンに向かいました。

いつも通り、調弦、非常に単純な音階練習、そして、その音階でボーイングの練習。

終わって、鈴木6巻のラ、フォリアでした。

ラ、フォリアはとりあえず通して聴いて頂きました。

重音は綺麗との事で、

後は「ここはあーだ、こーだ」と所どころ指摘を受け、

次回も引き続きとの事でした。

割とすんなりいきそうです。

 

船の時間まで間があるので、ホビットの冒険を映画館で観て参りました。

今回は2Dでした。

本当は3Dで観たかったのですが、時間の都合上仕方ありませんでした。

やっぱり面白かった

思えば高校生の時、今から25年程前、学校の図書館でしなびた「指輪物語」という翻訳本を見つけ、

読みました。

全巻はそろっておらず、大学生になった時に本屋さんに新装丁の文庫で販売されていたので、

その時全巻購入し読みふけりました。

今の今まで、私以外にJ R Rトールキンという名前も「指輪物語」という本を知っている人も出会った事はありません。

外国人にも日本人にもいませんでした。

それが、数年前に「ロード オブ ザ リング」という大がかりな映画になった時はとても嬉しく思いました。

映画はかなり良く出来ていて文句のつけようもありませんが、

やはり本とは微妙に違います。

あの翻訳も良かったし、挿絵もすごくいい。

ところどころに出てくる歌も心をくすぐられます。

指輪物語は2~3回読みましたが、引っ越しの時にどこかに紛失してしまい、

今は手元にはありません。

ホビットの冒険は新書でひらがなが多く読みやすいです。

シルマリルの物語は4年ほど前に、ハードカバーを買うもいまだ読んでません

そして最近英文ですが、J R R TOLKIEN     FARMER GILES of HAMという本を購入しました。

なかなかこういう本は読んで為になるわけでもないのですが、

やはり、わくわくしますね。

ちょっとずつでも読んで行きたいなぁ~っと思いました。

 


物の値段

2014-03-06 18:33:09 | ヴァイオリン

どうも日記のネタがないのでなんですが、

もうすぐ4月という事で消費税アップとなりますね。

くわえて、いろいろ物価の上昇もありそうでして、

私のように地方住まいの場合、消費税に加えて、

バイオリンの弦の価格の改定もあるという噂も耳にしたり、

さらに運送費、手数料のアップ等も弦の購入に影響してしまいます。

 

っと言うわけでドミナント1セットしか残っていない現状なので、

なにか買っておこうと思い、ペーターインフェルドのA、D、G線とゴールドブラカットを2セット購入しました。

ドミナントは良いのですが、目にみえて劣化が速く、

またエヴァも良いのですが、最近はなんとなく音色の味つけ具合が気になります。

そのようなわけで比較的長持ちで劣化が感じにくいペーターインフェルドにしようかと。

あれこれ弦を試すのも費用がかさみますし、

今はあまり興味がなく、出来ればドミナントでいいやっという感じです。

 

また、最近楽器に傷をつけてしまいました。

そこで、やはりカペラ(ヘリエ)は普段は弾き込みはやめてたまにちょっと楽しんで弾く程度にしておこうかと。

やはり何台も楽器の世話(弾き込み、定期的な弦交換)もできませんし、カペラに傷をつけたくありませんので、、、

 

今月はロンドンでタリシオオークションです。

今はちょっと円安ですので、円高の頃(ドル円70~80円)に比べると落札価格は高く付く事になります。

ざっと見て欲しいな~っと思ったのが、

Sesto Rocchi1977予想落札価格300万~420万

もちろんもっと上の価格帯の楽器や弓で欲しいのもありますけど、

楽器本体の価格は現実的ではないですし、弓は状態(ふにゃふにゃかどうか)が心配です。

もちろんSesto Rocchiの価格も高額ですので、楽器を複数持っている身では購入出来ません。

ただ、もし、楽器を持っていなかったらオークションに参加していたかもっていう思いです。

その他の楽器もサイトで写真を見られるので、見ていて楽しいですね。

まぁ~要するにウィンドウショッピング状態だという

 

しかし、こう見ていると楽器の銘柄にもよりますが、(為替に関わらず)楽器そのものの価格はじわじわ上がっていますね。

基本的に楽器に関わらず、物の値段というのは好、不況をのたびに上下しながら年月をかけて上がっていくものなのだなぁ~っと感じます。

今からは世界的にもどちらかと言えば好景気の方向のようですし、

もっと長期的には中国や世界の人口の増加で物の値段は上がっていくでしょうし、

裕福になればバイオリンをする人が増えて、

貴重な楽器は価格が上がるように思います。

ただ、テクノロジーの進化により新作でもストラドのような古い楽器の音色がだせるようになったなら、

逆にオールド、モダンイタリーの価格は暴落するかもしれませんが、

やはり、ちょっと現実的ではないかな~っとも思います。

 

そんな訳でバイオリンを通して世界はせっせとインフレに向かっているのだと実感する次第です。