東京の知り合いから、
「1988年のStradという雑誌に私のA,Capelaが載っていますよ」
と教えてくださいまして、情報を送っていただきました。
当初はあまり気にしてませんでしたが、
最近、ちょっとよくよく記事を見てみると、
Antonio has also made a few Baroque violins,
including a copy of the "Hellier"Strad of which
he is particularly proud.
とあります。
写真。
しかし、私の手元の楽器、A,Capelaのヘリエコピーのラベルには1989年とあります。
1988年の雑誌に掲載されている楽器もヘリエのコピー。
製作に非常に手間がかかり、Proudとまで書かれている、このヘリエをそうそう短期間に作るとは考えにくく、
また、このStrad誌に書かれている記事が白川総業の紹介記事ともなんだかかぶっています。
っという事は、、、
東京のKさんのおっしゃる通り、
1988年以前に製作されていた楽器を白川総業の30周年記念に1989年製として提供したのではないかと
推測出来るのではないかな~っと。
また、写真を見ると(不鮮明ですいません)、
楽器のボタンの所と、ペグボックスのかなりネック側にまで装飾が施されています。
しかし、私の元にあるヘリエはバロック使用からモダン楽器へと改造されています。
ボタンとペグボックスの一部の装飾がネックを継いだ時失われたのかもしれません、、、