の~んびり子育てとヴァイオリンと島暮らし日記

大人から始めたヴァイオリン。子育てしながらがんばっていきます^^

B'zがやって来た!

2015-03-31 21:37:39 | 島ネタ

とうとう3月13日に私の住む島にあのB'zがやってきました。

会場は1000人ちょっとしか入らない会場ですが、私はチケットをゲット出来ました。

多くの知り合いがなかなかチケットを入手出来なかった中、本当に嬉しい限りでした。

B'zのライブと言えば、ドーム、野外などでも数万人を集めます。

そんなB'zがなぜわずか1000人の離島のホールでライブをしたのか?

 

単純にS席8800円で1000席で880万円。

SS席がちょっとあってグッズの売り上げがあったとしても900万~1000万の収入でしょう。

それに対し支出は、

でっかいツアートラック4台と移動の車が少なくとも数台。

ステージ上の出演者はB'zの2人、他3人程。

それに警備、会場案内の黒いスーツを着たスタッフが10~20人位?

グッズ販売のスタッフも10人以上~

運転手も6人以上

一説には100人という話もありますが、、

多くのスタッフを前日の12日、本番の13日、翌日14日まで雇うわけです。

赤字の可能性は十分にあると思います。

離島ゆえ船の欠航というリスクもあります。

大物になればなるほど地方には行きにくいと思います。

 

それでも(呼んだわけでもないのに)来てくれたのは、

ひとえに「必要とされているなら、どこでも行く」というB'zのお二人の信条(信念)のおかげではないかと思います。

実際に今までも小さなホールや離島には行かれています。

 

私が18歳の時から大好きだったB'z。

音楽も好きですが、人柄も好きだったのは間違いなかったという思いです(ちょっとタトゥー入ってても、特殊な仕事だからいいです)。

そしてそんなB'zと来島するであろうB'zファン800人。

特にファンの多くは日本各地からやってきます。

島内の事情も分からない、宿も取れず野宿の心配もある。

私としては一個人として大変心配していましたが、

島内の(民間の)有志が集まり、4町の垣根を越えてB’z歓迎委員会が結成されました。

島にやってくる船、飛行機の全便に対し12日から15日まで、お迎え、見送り。

各港、飛行場にのぼりを設置、会場周辺のお店の地図を配布。

また、B'zがやってきた12日の12時20分のフェリーでは新曲に合わせたダンス&大勢とゆるキャラでのお迎えとなりました。

https://www.youtube.com/watch?v=0ug2xIMROEw

これは(ゆるキャラは除き)すべて民間での出費です。

それぞれ仕事があり忙しい中、出費と多くの労力をさいた理由、、、

それは、、、

やっぱり「壱岐に来てくれてありがとう」じゃないかな。

大物アーティストが来る、だから島をアピールするチャンスだ。

というのもあったとは思います。

 

だから売上アップを図ろうという意見もあったと聞きます。

 

でも、私もそうですが、純粋に「もてなしたい」という強い気持ちが島の皆にはあったのです。

そして、B'zさんだってこちらから呼んだわけでもなく、

リスクを負ってまで、島のファンの為にいらっしゃってくださいました。

そのB'zさんの純粋な気持ちに、

純粋な気持ちでお迎えをしたわけです。

残念ながら私は歓迎委員会のメンバーではありませんでしたが、気持ちは一緒だったと思います。

そして、B'zさんもライブにて「感動した」とおっしゃってくださり、

多くのB'zファンの方々が島を好きになって下さったようです(Twitter等で反響)。

 

でも、歓迎委員会の皆さんは本当に優秀な方々ばかりでした。

優秀な上に心構えも立派でした。

まさかあそこまで、反響があり仕事が出来るとは思いもよりませんでした。

私も今後見習おうと思います。

 

 

私が大好きなB'zがやってきて、多くのファンが島を好きになってくれて、

B'zファンだった島民もそうではなかった島民も一緒に頑張った。

そんな日々、状況が私は対して何もしてないけど、幸福で非常に楽しかったです。

 

稲葉さんも「また来ます」とおっしゃいました。

またいつの日かきっとあるはずです。

 

また会える日まで。

 

 

 


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