以前から要望していた、常磐線の不通区間について、1月31日から代行バスが走る
ようになったので、早速乗車した。
区間は原ノ町から竜田の間。
距離にすれば40キロ強というところか。
当初は1日2往復で、所要時間は約75分と発表されている。
御承知のように地震+原発事故による通行不能区間であり、鉄路の復旧はすぐには望めない。
路盤とレールを整備すればそれでいいというわけにはいかないのだ。
大前提として、除染が終わっていなければ工事にもかかれないのである。
朝6時50分に北から乗車した。
国道6号線はガラガラで快適に進む。
運行を担当するのは(株)浜通り交通。
沿線にはまだまだ倒壊した家屋が目につくが、以前よりはだいぶ減っている。
赤信号で止まることはめったにない。
もともと信号自体少ないうえ、避難区域で夜間は人がいないため、右左折する車は
厳しく検問を受けるので、通過車両ばかりなのだ。
対向車線に観光バスがつながってやってきた。
どこの団体かとみれば、広野のJVから福一(原発)へ作業員を送る送迎バスだった。
これも浜通り交通が担当しているので、ドライバーは挨拶している。
竜田には約50分で着いてしまった。
ここは楢葉町だが、町長の肝煎で無理やり開けさせられたとか。
乗り継ぎ列車にはまだ40分以上あるが、何もない無人駅なのでどうすることもできない。
しばらくするとパトカーが様子を見に来た。
富岡駅の駅舎解体工事もはじまったところだし、復旧は一歩づつ前進している感想。
時間とカネのある人は、是非見学に来てください。
線量は一回乗車すると1.7マイクロシーベルト程度。
全然問題ありません。(2015.2.3記)
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