「ウルトラマン80」ファミリー劇場で
5月2日より放送決定!!
今日は
ウルトラマン80劇場第12話、
「美しい転校生」パート②をやります。
---桜ヶ岡中学校・放課後---
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下校するミリー。
取り囲む女生徒四人組。
「ちょっとあんた来て!」
人目のつかないところへ連れ込もうとする。
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ハカセがそれを発見。すぐさま追いかける。
真理 「あんたあたし達のゲームの邪魔する気?!」
中に割って入るハカセ。
ハカセ「君達、ミリーに何をするんだ?!」
真理 「・・別に。ハカセどう、これ似合うでしょう??」
四人おそろいのジャケットを見せ付ける真理。
女生徒「真理んとこのお店の、ちょっと借りたのよ。
誰かからかってみたくなんのよね~。こういうの着ると。」
ハカセ「メダカは何を着たってメダカさ。金魚にはなれやしない!!」
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真理 「じゃああたし達がメダカだって言うの?」
ハカセ「そう。とかくメダカは群れたがる。悲しい習性さ・・行こう、金魚さん。」
ミリーの手をつかむハカセ。
ハカセ「どけよ!!」
通せんぼうしようとする四人から抜け出すハカセとミリー。
---翌日・桜ヶ岡中学校・放課後---
チャイムとともに教室を出る矢的。
生徒達「先生さいなら~」
矢的 「さよなら~」
自転車置き場へ向かう矢的。
自分の自転車のタイヤに空気がないことに気づく。
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矢的 「しょうがないな~・・オンボロ自転車。」
近くに置いてあった空気入れを使い、空気を補充するところ、
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「フフフフフ・・・」
また例の声が響く・・・
気になりながらも空気を入れようとする矢的。
するとタイヤのチューブがみるみるふくれあがって行き、大爆発する。
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飛ばされる矢的。
矢的 「うわあ~っ!!」
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爆音に気づき出てきたノンちゃん。
ノン 「あら、大変。どうしたのかしら・・??」
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さらに上方から靴が降ってきて、屋根の上の矢的に気づくノンちゃん。
ノン 「あら・・矢的先生。そんなところで何してるんですか~?」
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矢的 「だ、誰かが・・僕を殺そうとして・・」
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ノン 「あっははは・・まっさか~。」
いつもノー天気なノンちゃんです・・
---UGM基地---
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研究員 「やっぱり、何も検出されませんでした・・」
オオヤマ「何も?!」
研究員 「つまり、我々の知りうる爆薬は使われてなかったということです。」
矢的 「警察の方でもそういう結論でした。」
研究員 「そうでしょう。そうすると、この地球上に存在する、
元素以外の物が使われたことになりますね。これは恐ろしいことです・・」
オオヤマ「矢的。何か心当たりは・・お前が命を狙われるような
相手の心当たりだよ・・」
矢的 「いえ、そんなものは・・・」
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オオヤマ「うん・・どうやらこれは我々UGMに対する何者かの挑戦だぞ・・。」
---ビブロス星人・秘密基地---
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ミリー 「矢的猛の正体は予想した通りのものです。やはりゴラの力が必要です。」
「ゲンザイ、ゴラのジョウタイハ、ドウナッテイル?」
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ミリー 「ゴラに異常はありません。ゴラの卵が孵るまであと75時間です・・」
「ゴジュウジカンヲキルト、ゴラノホウシャノウハツヨクナル。
UGMノヤツラニカンヅカレルオソレガアル。」
ミリー 「分かっております。」
---UGM基地---
レーダーを見ながら首をかしげる矢的
矢的 「・・おかしいなぁ・・・」
ハラダ 「どうした矢的。」
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矢的 「これを見てください。なんでしょうこの部分は・・?」
ハラダ 「やっぱりこないだ隕石が火口の中に落ちたんじゃないかなぁ・・
それがまだ燃えてて・・」
矢的 「そうかなぁ・・・ちょっと見てきます!!」
ハラダ 「オイ!!」
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シルバーガルで調査に出かける矢的。
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ある疑惑を抱いてスカイハイヤーを飛ばしてきた猛だったが、
浅田山は何事もなく煙を吐いていた。
さすがの猛も火口の中に潜む卵の正体を見破ることは出来なかったのだ・・
引き返すシルバーガル。
---翌日・ハカセ宅---
ハカセ「行ってきま~す!」
母 「博士(ヒロシ)~。忘れ物よ・・何よ慌てて。いつもより時間早いのよ。」
博士の襟を直す母。
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母 「博士、今日のテスト、10番以内には入ってよね。あんた落ち着けば
出来るんだから。」
ハカセ「わかってるよ。じゃあ・・」
走るハカセ。
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母 「はりきっちゃってぇ・・だんだん意欲出てきたんだわ・・うふっ。」
家に入る母。
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電柱影から母の姿が見えなくなったのを確認するハカセ。
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すかさず戻り、塀の外からカバンを投げ入れる。そして再び走り出す。
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デートの待ち合わせしているミリーの元へ・・
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ハカセ「ミリー!!」
ミリー「ハァイ。良かった。お母さん許してくれたの?」
ハカセ「う、うん・・まあね。で、どこへ行く?」
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ミリー「浅田山なんかどうかしら?」
ハカセ「ええっ、浅田山??」
次回に続く・・
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5月2日より放送決定!!
今日は
ウルトラマン80劇場第12話、
「美しい転校生」パート②をやります。
---桜ヶ岡中学校・放課後---
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下校するミリー。
取り囲む女生徒四人組。
「ちょっとあんた来て!」
人目のつかないところへ連れ込もうとする。
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ハカセがそれを発見。すぐさま追いかける。
真理 「あんたあたし達のゲームの邪魔する気?!」
中に割って入るハカセ。
ハカセ「君達、ミリーに何をするんだ?!」
真理 「・・別に。ハカセどう、これ似合うでしょう??」
四人おそろいのジャケットを見せ付ける真理。
女生徒「真理んとこのお店の、ちょっと借りたのよ。
誰かからかってみたくなんのよね~。こういうの着ると。」
ハカセ「メダカは何を着たってメダカさ。金魚にはなれやしない!!」
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真理 「じゃああたし達がメダカだって言うの?」
ハカセ「そう。とかくメダカは群れたがる。悲しい習性さ・・行こう、金魚さん。」
ミリーの手をつかむハカセ。
ハカセ「どけよ!!」
通せんぼうしようとする四人から抜け出すハカセとミリー。
---翌日・桜ヶ岡中学校・放課後---
チャイムとともに教室を出る矢的。
生徒達「先生さいなら~」
矢的 「さよなら~」
自転車置き場へ向かう矢的。
自分の自転車のタイヤに空気がないことに気づく。
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矢的 「しょうがないな~・・オンボロ自転車。」
近くに置いてあった空気入れを使い、空気を補充するところ、
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「フフフフフ・・・」
また例の声が響く・・・
気になりながらも空気を入れようとする矢的。
するとタイヤのチューブがみるみるふくれあがって行き、大爆発する。
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飛ばされる矢的。
矢的 「うわあ~っ!!」
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爆音に気づき出てきたノンちゃん。
ノン 「あら、大変。どうしたのかしら・・??」
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さらに上方から靴が降ってきて、屋根の上の矢的に気づくノンちゃん。
ノン 「あら・・矢的先生。そんなところで何してるんですか~?」
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矢的 「だ、誰かが・・僕を殺そうとして・・」
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ノン 「あっははは・・まっさか~。」
いつもノー天気なノンちゃんです・・
---UGM基地---
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研究員 「やっぱり、何も検出されませんでした・・」
オオヤマ「何も?!」
研究員 「つまり、我々の知りうる爆薬は使われてなかったということです。」
矢的 「警察の方でもそういう結論でした。」
研究員 「そうでしょう。そうすると、この地球上に存在する、
元素以外の物が使われたことになりますね。これは恐ろしいことです・・」
オオヤマ「矢的。何か心当たりは・・お前が命を狙われるような
相手の心当たりだよ・・」
矢的 「いえ、そんなものは・・・」
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オオヤマ「うん・・どうやらこれは我々UGMに対する何者かの挑戦だぞ・・。」
---ビブロス星人・秘密基地---
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ミリー 「矢的猛の正体は予想した通りのものです。やはりゴラの力が必要です。」
「ゲンザイ、ゴラのジョウタイハ、ドウナッテイル?」
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ミリー 「ゴラに異常はありません。ゴラの卵が孵るまであと75時間です・・」
「ゴジュウジカンヲキルト、ゴラノホウシャノウハツヨクナル。
UGMノヤツラニカンヅカレルオソレガアル。」
ミリー 「分かっております。」
---UGM基地---
レーダーを見ながら首をかしげる矢的
矢的 「・・おかしいなぁ・・・」
ハラダ 「どうした矢的。」
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矢的 「これを見てください。なんでしょうこの部分は・・?」
ハラダ 「やっぱりこないだ隕石が火口の中に落ちたんじゃないかなぁ・・
それがまだ燃えてて・・」
矢的 「そうかなぁ・・・ちょっと見てきます!!」
ハラダ 「オイ!!」
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シルバーガルで調査に出かける矢的。
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ある疑惑を抱いてスカイハイヤーを飛ばしてきた猛だったが、
浅田山は何事もなく煙を吐いていた。
さすがの猛も火口の中に潜む卵の正体を見破ることは出来なかったのだ・・
引き返すシルバーガル。
---翌日・ハカセ宅---
ハカセ「行ってきま~す!」
母 「博士(ヒロシ)~。忘れ物よ・・何よ慌てて。いつもより時間早いのよ。」
博士の襟を直す母。
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母 「博士、今日のテスト、10番以内には入ってよね。あんた落ち着けば
出来るんだから。」
ハカセ「わかってるよ。じゃあ・・」
走るハカセ。
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家に入る母。
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電柱影から母の姿が見えなくなったのを確認するハカセ。
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すかさず戻り、塀の外からカバンを投げ入れる。そして再び走り出す。
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デートの待ち合わせしているミリーの元へ・・
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ハカセ「ミリー!!」
ミリー「ハァイ。良かった。お母さん許してくれたの?」
ハカセ「う、うん・・まあね。で、どこへ行く?」
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ミリー「浅田山なんかどうかしら?」
ハカセ「ええっ、浅田山??」
次回に続く・・
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シナリオは読んでないのでその時点で破綻しているかどうかはわからないけど、完成した映像は非常にバランスが悪い……というか、要素が多すぎる。
(ここは専門分野なのでね……わりと的確に指摘できると思うよ。ちなみに俺らの言葉だと、「ハナシが多いよー」ってな表現になる)
このエピソード、着眼点は学園物としては非常に面白いんだけどなぁ……。
ざっと整理してみると──、
○矢的猛=80の暗殺にやって来たビブロス星人ミリーの顛末
○ミリーと博士(ヒロシ)の恋愛話
○博士と女子生徒(ファッション)たちの対立
○博士と母親の対立、それを解決する猛
と、このお話は大きく分けて四つの要素から成立していると思う。そのうち、「猛=80の暗殺が成功するのか?」「博士の恋愛はうまくいくのか?」という二点がどうなるかがクライマックスになるよう組み立てる必要があるハズ。
つまり、ファッションたちとの騒動や母親との対立は、上記二点が効果的に描かれるための枝葉のエピソードにすべきなんだけど……これが必要以上に尺を食ってる(特にファッションたちとの騒動)。おまけに、クライマックスにはなんら絡んでいないのが痛い。
クライマックスといえば、80暗殺に失敗したミリーの心情やらにも触れていないし、ラストの博士の涙のシーンも唐突すぎる。
(あ、この場面はアップがまだだったね……スマン)
その上、ゴラとの戦いを終えた後の猛の心情もよくわからない。なのでラストの猛の博士への言葉も今ひとつ理解しづらい……と、このあたりが以前言った「ツッコミどころ満載」の部分。
いろんな書籍を読んでると、「80暗殺に失敗したミリーは悲観し、(火山に身を投じて?)自殺しようとするが、80=猛に救われ、命の大切さを知って心変わりする」といったシーンがシナリオ上では(決定稿か準備稿かはわからないけど)あったらしいけど……70年代とは違い、初回放送当時でも「登場キャラクターの自殺」といったエピソードは、すでに時代に合わなくなってたような気がする。カットされたのはそのためなのか、単に尺の問題なのかはわからないけど。
と、好きな話のひとつではあるけれど、完成度が高いとは思えない話でもあります。「もう少しうまくできただろうになー」「惜しいなー」といった感想を抱いてしまう。
あ、それと戦いの途中でスーツアクターが変わり、突然80の動きがまったく違うものになってしまうのも、このお話のお茶目なところ(笑)。
個人的には、このお話観るたびに、6月後半の曇りがちでじめっとした時期の天候を思い出してしまいます……と、やたらと長くなってしまい、申し訳ない。
#9とか#10みたいな「猛と生徒たちが笑ってエンディング」的なお話で学校編が終わっていたら、(以前書いた2クール前半のような)モヤモヤ感を引きずらなかったのかなー、とも。
やはり、30分で収めるには内容ボリュームありすぎたのでは?
「決定稿か準備稿かはわからないエピソード」
だったら良し悪しともかくもっと印象に残った話になったのでは。
(現状のお話の中でそれがあっても、たぶん、あまり印象は変わらない)
もしも改善するなら、「ミリーは80=猛に救われ」て、「(猛が)博士のことをミリーに話しながら、ミリーを説得」して、「ミリーが納得し、自分の星へ帰っていく」という流れにすべきなのでは? でも、これをやるとなると、博士の気持ち(ミリーへの想い)を対ゴラ戦の前に確認しておかなければならない(その想いをミリーに伝える、という段取りにしなければならない)。だから、猛がミリーの正体に気づく前段のお話がもうひとつ必要になる。
……と、そう考えると、おっさんの指摘のように間違いなくボリュームありすぎ。母親とのエピソードをやめるか、ファッションたちとのエピソードを短くする(ここまで博士の行動に絡ませない)かのどちらかだと思う。
あるいは、猛の暗殺(自転車爆破なんか)を潔くやめる(ゴラを送り込み、成長させて指揮するのがミリーの役割と割り切る)の、いずれかを選択すべきだったんじゃないかなー?
ああっ!次の話フォーメーションヤマトの話だった!楽しみにしています!
主要な生徒4人の中で取り上げられたのってハカセと
スーパーだけですよね?
教師編は中途半端な形で終わってしまいましたが、
後の2人がメインの話も見たかったですね・・・
>ひろさん
同感です。二人の物語はどんなのでしょうか?気になりますね
80ネタでここまで盛り上がってなんかうれしくなりますね・・