こんにちは
旅行会社スペースワールド桜井です
今回は、改めて魅力あふれるトルコにフォーカスする企画として行ってまいりました!
大使館発のプランで、普段はなかなか訪れない町へもアクセスでき、発見がありました。
何度も訪れていても、毎回心が踊る、大好きな国です
トルコはしばらくの期間お客様の足も途絶え気味でしたが、最近は回復傾向にあり、
かえってその間にもさらに発展を続けるイスタンブールの様子に目を見張るくらいでした。
先々空港も移設するということですよ。
< エディルネ ⇒ テキルダー/チャナッカレ ⇒ ボズジャ島 ⇒ イスタンブール >
≪ エディルネ ≫
まずはオスマン帝国時代の超有名建築家「ミマール・スィナン」が手がけたことで有名な
「セリミエ・ジャーミー」があるエディルネへ!
ここエディルネは、かつてはハドリアノポリス(アドリアノープル)と呼ばれ、
コンスタンティノープル(イスタンブール)が征服されるまで約100年にわたって帝国の
実質上の首都として機能した、深い歴史のある街です。
「セリミエ・ジャーミー」、このモスクはエディルネの中心部としてのキュッリイェ
(病院、学校、図書館、浴場などの集まった複合施設)の、その中心にあり、
エディルネの心臓のような存在です。
キュッリイェにはマドラサ(イスラム神学と科学を教える高等教育機関)、計時係の部屋、
市場などがありました。
また古い病院施設としての展示は、リアリティがあって面白かったですよ!
≪ テキルダー ≫
エディルネの後は、南を目指します!
古くは「トラキア」と呼ばれ、現トルコの「マルマラ地方」を通過します。
そして「ダーダネルス海峡」西側「ゲリボル半島(英:ガリポリ半島)」を南下し、
旅情いっぱいに船で半島を渡ってチャナッカレへ!
その通り道にありました「テキルダー」はイスタンブールから2時間程度の距離でアクセス
でき、近年では別荘地という様相で少しずつ発展を見せています。
現在トルコは発展にともない、特にイスタンブールでは多くの国際会議、フェスティバル、
スポーツや音楽の国際大会が開かれ、世界中から注目されるとともに、多くの富裕層や
旅行客が訪れる環境になりました。
その中で新しく着目されたのが、「トルコ産ワイン」です!
本来はイスラムの国ですのでお酒も控えられるべき環境ですし、もちろん産出量はいまだ
多くはありません。
ですが、こうして急速に国際化し発展する中で、現在国内で流通するお酒は海外製、
輸入品が多いという実情があります。
一方で地中海の恵に溢れたこの国の環境を知っていれば「ちょっともったいない(笑)」
とやっぱり思うんですね。土地を生かして、トルコ産のワインを栽培し、訪れた人々に
提供するという考えは、私はありだなと思いました!
「テキルダー」やこれから訪れる「ボズジャ島」はそんなトルコワインのワイナリーが
多くあるというわけです。
≪ ボズジャ島 ≫
港町チャナッカレは、世界遺産「トロイ」の基点としても有名ですが、今回は更に船に乗って
「ボズジャ島」を目指します!
ボズジャ島から海を見た先は、もう地中海、40km先はギリシャです。
この島は、ギリシャの影響が強いということだけでなく、前述のワイナリーとあわせて
猫がたくさん住んでいることでも特徴として知られています。
実はトルコは、美ネコ(笑)が多いことでも知られていて、特にワン/ヴァン猫が有名ですので、
猫好きの方はチェックしてみてくださいね♪
散策も楽しいこの島は、全体的に開放的な雰囲気で、食事もおいしかったです♪
ワインは少し酸味があり、爽やかな印象で、ワイナリーでは真剣にお話をして頂けました。
また海がとってもきれい!
小さな島なので、他の国や地域のビーチやリゾートよりカジュアルな感じで訪れることが
できるのも魅力かもしれません。
ゆっくり訪れても素敵な、トルコの穴場です。
≪ イスタンブール ≫
そして最後に、イスタンブールへ!
初めて訪れたのはもう15年も前になります。
この街は常に発展をしていますが、いつ訪れてもどこか懐かしい。
帝国の1000年都市、すばらしい街です。
今回たまたまのご縁で同行させて頂いた方で、初めてトルコに訪れたという方が、
今までの小さな町に比べ、あまりにイスタンブールが迫力があったそうで、ポカ~ンと
モスクを見上げていました。
その姿を見て、なんだか、かつての帝国時代も訪れた人たちは同じようにしたろうな、
と思ってしまいました(笑)
そんなイメージが湧いてくる街、それがイスタンブールなのです!
≪ ごはん ≫
トルコはどこへ行ってもごはんがおいしい!
ので、少しまとめてみました(笑)
まず好物のヨーグルト飲料『アイラン』、これは甘くなく少ししょっぱいですが、どこか
さわやかで、食事に合います。トルコに来ると必ず飲みます。
また、生野菜のおいしいこと。特にトマトはたくさん出てきますが、まず色が違います。
とっても鮮やか!
オリーブオイル、お塩、レモン、ビネガーのドレッシングが合いますよ。
今回は内陸ではなく沿岸に沿って旅をしましたので、お肉よりお魚を食べてみたいという
リクエストがありました。
トルコ民族は内陸にルーツがありますので、お魚料理は肉料理に比べて食べられる機会は
あまり多くありません。
左はテキルダー近くのレストランで、塩漬けになっており、レモンの風味とよく合って、
ワインにピッタリのお料理でした。
お米がほしくなりますが、パンとも合っておいしいんです!
右はイスタンブールの橋のレストランで、ごく一般的な焼き魚と言えますが、トルコで
はじめて食べました。大味でもなく、日本人の口によく合いましたよ。
そして『ケバブ』と『ピデ』ですね。
素朴なようでいて実はバリエーションがかなり多くあり、土地によって名物も違います。
左のケバブは下がパンになっていて、ジャンクな雰囲気もありながら、やっぱりおいしい!
右のピデはトルコ風ビザで、ひき肉とチーズとトマトがたっぷり。
これらはトルコではごく一般的に食べられる、外せない存在ですね!
ちなみに個人的な印象ですが、トルコ人は、あの街はあの食べ物がおいしい、ということを
良く知っているように思います。
あとは、その季節の折々に食べられるお野菜とお肉の一品ですね。
実は、ナスを使った料理はとてもポピュラーで、トルコ人はナスが好き!と言っても
過言ではないくらいです。
トルコ人にお話を聞く機会があれば、ナスへの想いをたずねてみてください(笑)
ただ、大きさは日本の倍くらいあるイメージです!
またあまり知られていないかもしれないですが、トルコ~シリア~ヨルダンあたりの
中東地域では、乳製品もたいへん良く食べられます。
アイランもそうですが、ヨーグルトも食事によく添えられ、またヨーロッパが有名な
ところですが、チーズもとても種類が豊富で、おいしいです。
1度の食事に2~3種類のチーズが出ることもあります。
朝のホテルブッフェでも、これだけの種類が用意されていました。
トルコで有名なのは『のびるアイス』ですが、これは本場でももちろん売られています。
夏になると、伝統衣装を着た男性がパフォーマンスを兼ねて売っていたりするのを
目する機会があります。ほのかな甘みが優しいアイスです。
ここで最後にオススメするのは、アイスが国民的スイーツのトルコの中でも、昨今
大人気のカフェ『MADO マド』のアイスです!!
チェーン展開していますが、クオリティもお値段も日本以上かもしれません。
甘さでごまかさない風味が、とても濃厚で、フレイバーも豊富、盛り付けもかわいい!
オススメです~!
それでは、最近のトルコ事情の報告を兼ねてご案内させて頂きました
お気軽にお問い合わせくださいね!