こんにちはー
スペースワールド松本です
冷房効きまくりのマスカット空港で震えておりましたが南部のサラーラにやってきました
本日はアブダビ⇒マスカット⇒サラーラと長---い1日でした
お客様にはこのような弾丸行程はお勧めいたしませんのでご安心下さいませ
サラーラ SALALAH
オマーン南部の第二の都市
現在のカブース国王(※)の故郷
ハリーフ(KHAREEF)と呼ばれるモンスーンの影響により乾季と雨季があります
6-9月頃はアラブ諸国から観光客が避暑に訪れるアラビア半島では珍しい緑あふれる都市
また古くから神に捧げる神聖なお香として高価取引されていた【乳香の地】としても知られています
サラーラ空港で出迎えてくれたドライバーさん
とっても気さくでフレンドリー
サラーラのMAP上でピザ屋さんを見かけたので、
ピザも良く食べるの?と聞いた所
YEEEEES WE LOOOOVE PIZZA
弾丸行程で疲れ果て、ランナーズハイ(Jetlag high)な我々は調子に乗り、
HOW ABOUT M〇C K〇C と質問
OF COOOURSE WE LOOOOVE JUNK FOOD
という回答に大爆笑しながらホテルへ
きっと目に見えて疲れ果てている日本人を
少しでも盛り上げようという優しさや気遣いだったのだと思います
オマーンは未知の国でしたが
今回の視察を通して
オマーン人の優しさやおもてなし心に感動しました
また、良いもの(美味しいもの)は受け入れる わりと寛容な国だと感じました
★宿泊ホテル
HILTON SALALAH RESORT★★★★★
ご厚意によりジュニアスイート 広いお部屋でした
翌朝も良いお天気
朝食ブッフェ 好きな具材でオムレツを焼いてもらえます
プールで泳ぐ時間はなかった..
サラーラから砂漠へ
ルブ・アル・ハリ砂漠(RUB AL KHALI DESERT)
オマーン、サウジアラビア、イエメン、UAEの4か国に広がる
アラビア半島南部の3分の1を占める世界最大級の砂漠
英語では「the Empty Quarter」と呼ばれ、[何も無い所]を意味するそうな
※手配会社の人には意訳で『行っちゃいけない所』って意味だよー
なんて言われて我々は逆にテンションが上がっておりましたが
サラーラを抜けると幹線道路の両脇には切り立つ地層
たまに野らくだの姿も見えましたよー(写真無くてすみません)
トイレ休憩 THUMRAYT
地方に行くとトイレは水で流すのが主流のようでトイレットペーパーは備え付けられていませんでした
ペーパー(水に流せるティッシュ)があると便利ですね
建物がなくなり、一面土漠が広がり始めました
道路の先に『逃げ水』が見えたり、
土漠の先に海や町はないのに海や町があるように見える『蜃気楼』現象が見え始め…
いよいよ砂漠
の前にタイヤの空気圧を下げる為、一旦STOP
ラクダ??
まるで 〇仙人の様なラクダ飼いのおじさんが登場
距離感…
キャメルカラーの王道のラクダの他に珍しい黒いラクダもいました
※ドライバーさんによると白いラクダより黒いラクダの方がオマーンには多いとか
人間に興味深々なのか人懐こい
ラクダのコンディションもあるので触れ合う際は自己責任でお願いします
オフロードを進み、念願のルブ・アル・ハリ砂漠到着
水分が多いのか、ブッシュが沢山生えています
ドライバーさんが慣れた様子で勢いよくアクセルを踏み
ブッシュをかき分け、DUNEを乗り越えながら丘の上へぐんぐん進みます
砂丘の上に到着
砂漠は裸足がMUSTとドライバーさん
ちょっと熱かったですが、
黄色(黄土色)よりも白に近い色の砂漠で砂の粒子は細かくさらさらしています
個人的にはちょっとビーチの砂浜っぽい感じ
風が吹くと砂紋が美しい
オマーンの休日・・的な
尚、余談ですが
ドライバーさんに昨日まで白い服しか見なかったよーその色いいねー
と言ったら白は基本的に仕事用で、カラーの服は休日(自宅)用だそう
夏場は暑すぎるし、砂がさらに柔らかくなって車が運転できないから、砂漠には来られないそうです
ブッシュがあるので一面見渡す限り砂漠のみ・・という景色ではありませんが
自分が立っている砂漠がサウジアラビアやイエメン、UAEまで続いている事、
砂漠化前のその昔はラクダのキャラバンが交易の為横断していただろう事・・・などに思いをはせると感慨深いですね
ルブアルハリ砂漠を後にし
ウバール遺跡 ubar
ウバールは「失われた都市」という意味
『砂漠のアトランティス』とも呼ばれていた古代都市ウバール
伝説都市と考えられていましたが、1990年代に人工衛星の写真を手掛かりに発見されました
かつて乳香交易の中継地点として栄えていたのではないかと考えられていますが、まだまだ謎の多い遺跡
エントランス
資料館では映像とパネルでのインフォメーション
古いフォートの遺跡 灌漑設備と考えられているようです
遅めのランチ
実はオマーンに来るまではご飯が心配だったのですが、とっても口に合う
唐揚げがうまうま
サラーラに戻る途中で、
乳香の谷 WADI DAWKAH(FRANKINCENSE VALLEY)
季節ではなかったので?少し寂しい感じでしたが乳香の採集は春頃だそうです
ウバール遺跡、乳香の谷、アル・バリード遺跡、ホール・ルーリ遺跡が「乳香の地」として世界遺産に登録されています
サラーラのグランドモスク
観光客が中に入れる時間は決まっているので外観のみ。。。
中に入りたかった…
名残惜しいですがサラーラ空港へ
空路マスカットへ
★宿泊ホテル
HOLIDAY INN MUSCAT AL SEEB★★★★
マスカット国際空港から車で約10-15分
※直線距離(地図上)は空港から非常に近いのですが、一方通行が多いので思いの他、ぐるっと回った印象
とは言え、空港到着が遅くなる方や早朝出発の方等はやはり空港近いホテルはお勧めですね
朝食会場はプールサイドにあり、幹線道路が見えないようになっているので雰囲気は良いですね
オマーン視察まだまだ続きます
弊社桜井から心躍るグランドモスクからのワヒバ砂漠編をお楽しみ下さいませ
(※)カブース国王は2020年1月10日に死去されました。
オマーンの発展に尽力し、とても国民に愛されておりました。ご冥福をお祈り申し上げます
最後までお読み頂き、
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視察に行った19年11月現在の内容となり、今後、情報が変更になることもございます
最新情報はご自身でご確認下さいませ。
また個人の主観による感想も多くございます。あらかじめご了承下さいませ。